SFC ORF 2013に行ったよ

2013-11-25 07:03

東京ミッドタウンで行われた、標題の発表会に行ってきた。

参加するのは数年ぶりである。以前はそのホスピタリティの無さに激怒し「まあ学生のイベントだから」と自分に言い聞かせていた。

その「ホスピタリティの無さ」はFlashを多用し、Bad UIの宝庫とも言える公式サイトに合わられていた。さて今年はどうだろう。

公式サイトは以前ほどひどくはない。実際の展示もこちらがこころの準備をしていたためか、なかなかおもしろいと思えた。
これは想像だが、査読が通る研究はもとより、全国大会で発表できるレベルからもっとさがった「なんでもありの発表」だから何が起こっても文句を言うべきではないのだろう。そう思えば、時々面白い発表に出会えることが幸運と思える。

一つ感心したのは、看板の展示方法だった。場内は結構混み合っている。どこに何があるのかさっぱりわからない。そのため、頭上かなり高いところに展示の看板を吊るしている。だから普通の目の位置では見通しが悪くても、視線を少し上にあげれば大体の状況がわかる。この工夫には素直に感心した。

とはいえ

学生さんたちが通路に屯して、おしゃべりに興じているのはどうかと思う。こちらがポスターの前でしばらく黙ってたっていて、ようやくおしゃべりが止まる、といった状況が何度もあった。(もちろんちゃんと察して説明してくれる人も多かったが)

この「説明員同士が楽しくおしゃべりしている」というのは企業の展示会ではまず見られない光景だ。ここらへんが学生と社会人の壁かもしれん、とちょっとだけ思った。