メディアとのリレーション

2017-02-09 06:50

メディアとの関係性を保つことは重要だが、それだけでは困る。

電源は専用のリチウムイオンバッテリー。約1時間30分のプロジェクター動作が可能だ。また本体にはバッテリー用のスロットを2つ備えており、オプションのバッテリー(1万3800円、税別)を追加して駆動時間を倍にすることができる。「プロジェクターの輝度を落とすなど節電の設定にすればバッテリー2本で4時間ほどは動作できます」

引用元:初の家庭用“変形”ロボット「ティプロン」がもたらす快適で怠惰な生活!? (3/3) - ITmedia LifeStyle

移動するプロジェクタを製品化したのだそうだ。標準では映画一本見ることもできない。しかも現在のビデオなどで当たり前のように使われているHDMI端子を使ってケーブルでプレーヤーと接続しようと思えば、そもそも移動することのメリットが失われる。呼べばプロジェクタが来てくれる。それはいいよ。でもってユーザはそこから一生懸命HDMIケーブルを伸ばしてプロジェクタに接続する。この光景はギャグとしかいいようがない。

元々はイスラエルで開発された「freeD」という360°リプレイ技術でしたが、2016年に買収され、インテルの技術となったようです。

引用元:インテルの360度リプレイ技術がスポーツの未来を変える? - 世界のねじを巻くブログ

日本のハードウェアーベンチャーとしてバルミューダはがんばっているが、こうしたイスラエル発のスタートアップと比べると、暗澹たる気持ちにならざるを得ない。

先日のSuper Bowlのハーフタイムショー。レディ・ガガのすばらしいパフォーマンスもさることながら、ドローンの大群による演出にもひっくり返りそうになった。芸能・それにIT関連技術についていえば、もう根底の概念からとんでもない差がついているとしか言いようがない。

まずこういうゴミ製品持ち上げるのやめようよ。どうしようもない状態にある、という認識をもつことが第一歩ではないのだろうか。