Apple原理主義者の悩み/楽しみ

2017-06-08 07:19

さて、久々にWWDCで多くのハードウェア、あるいはサービスの発表があった。ここで悩みが始まる。

6年間使ったMac Book Airは12inch MacBookに置き換わる予定だ。Tim、大丈夫だよね?今年の秋にかっこいい14inch MacBookなんかださないよね?

さて次の問題は

私が使っているiPhoneは依然として4S.しっかり動く。とはいってもOSは9のまま。この秋には11がでるというのに。というわけでそろそろ買い替えを考えなくてはならない。問題は

・機械的トラブルと、超品薄と高い価格を乗り越えてiPhone8(とかそんな名前)を目指すか

・しばらく「問題ない」機種でやりすごし、新しいデザインが落ち着くのをまつか

という点に戻る。その点からこのWWDCで何に注目していたかといえば、「iOS11の動作機種」である。最新のOSが動かないと何かと問題があるのだ。さてその結果は

古いiPhone(具体的には、2013年よりも前のiPhone)を使っているのでなければ、おそらく恐れることは何もないはずだ。

引用元:今秋リリースの「iOS 11」対象リスト発表--iPhone5/5cは対象外 - CNET Japan

というわけで、理論的に一番安い選択肢はiPhone5Sの中古品。ところがこの記述には注意が必要である。

ただし、iOS 11の全機能が全ての対象端末に提供されるわけではないことに注意してほしい。例えば、拡張現実アプリの開発を支援する新たなフレームワーク「ARKit」は、「iPhone 6s」以降のiPhone、iPad Pro、iPad(第5世代)、「iPhone SE」でしか動作しない。

引用元:今秋リリースの「iOS 11」対象リスト発表--iPhone5/5cは対象外 - CNET Japan

せっかく乗り換えるのなら、機能制限はまっぴら。となるとiPhone6Sの中古かiPhoneSEということになる。もう観念してiPhone SE買おうかな、、

さてもう一つの問題は長年Timに頼んでいた「iCloudの値下げ」Google Photoのおかげで、写真のバックアップは問題がなくなったが、やはりiPhoneを丸ごとバックアップできる、というのは心情的にうれしい。この点でも「少し」進展があった。

iCloudのストレージについては、1TBが廃止され、無料で利用できる5GBと追加購入できる50GB、200GB、2TBという料金体系に変更されました。これまで月額1,300円で提供されていた1TBがなくなり、月額2,500円だった2TBプランが月額1,300円に値下げされています。

引用元:iCloudストレージ、200GB/2TBプランは家族とシェア可能に - iPhone Mania

2TBは広大な領域である。しかも家族で分かち合えるとなれば、月額1300円で家族全員賄うことができる。我が家の子供達もいつかはiPhoneを持つ(Androidは我が家に居場所はない)しかし月額1300円ということは、年に1万円を超える。Tim.ただで200GB使わせろとは言わないから、もう一声なんとかならんだろうか。無料で5GBと、月額$4.99で2TB。これなら即刻契約するぞ。

こういうことを考えると、自分の頭の中身が「行動経済学的」にできていることを痛感する。私が会社で「ちょこちょこ」買っている無駄なおやつはどう考えても月に1300円を超えている。なのに私は絶対に役立つ1300円を払うことに躊躇し、健康維持の点から明らかに好ましくない1300円は払い続けるのだ。あたかも後者は「自由意志でやっているからいつでもやめられる」かのように。

ここは自分を納得させられるロジックを編みだそう。来年になれば、私は一番近い映画館で常に1100円で見られるようになる。一回400円の節約。月に映画を見られるのは、、、3回だったら元がとれるがそんなには見られない。Tim.あと一声。なんとか一声お願いできないだろうか?