Productの最近のブログ記事

みんなで知恵を出し合おう

| コメント(0)

というわけでいきなり引用

確かに「ユーザー・エクスペリエンス(おもてなし)」とか「ライフスタイルへのインパクト」重視のもの作りは、定量化ができなし、大失敗の可能性もあるので、「出る杭は打たれる」型の日本の会社では難しいのかも知れないが、そろそろ意識を切り替えないと手遅れになる。「ユーザーにどんな体験をしてほしいか」をまず第一に考え、カタログスペックにこだわらずに魂のこもった商品作りをする。

via: Life is beautiful: 私からの提案:おかえりなさいテレビ

中島氏の提案に対して、コメント欄でいくつか意見が寄せられている。
たとえばこんなものがある。

疲れて帰った時にTV見たいとは思いませんし、TVが勝手な基準で録画したのを見させられるくらいなら、全チャンネル丸撮りしたのをタイトルサーチした方がいいです。
番組を見る主導権は私にありますから。

via: Life is beautiful: 私からの提案:おかえりなさいテレビ

しかりこれも正しい意見だ。私が中島氏の提案にたいしてどのような意見を持ち、どのような提案をするかは近日中にここで述べるが、本日言いたいことはそのことではない。

こうした"魂のこもった製品"は合議制では生まれない、ということなのだ。いくつもの"正しい意見"の最小公倍数だか最大公約数をとっていった結果が日本の家電業界ではないのか。つまるところは

"結局おもしろくない製品"

のオンパレードである。

今までと違っているということは失敗の可能性も高い、ということである。しかしそれを"社内の合意をとるためにまとめる"のではなく、反社会的ではない最小限のエッジを丸めた形でそのまま世の中に出す。

Googleのサービスもいつも議論のネタになるが、結局検索もGoogle mapもGmailも大変普及している。AppleのiPhoneが出た時に

"頭のいい人たち"

がどのような批判をしていたかはこのブログでも何度も取り上げた。しかし結果はどうだろうか?

となるとたとえば

"日本でもハード込みで新しいサービスを手掛けるベンチャーがガンガンでてきてほしい"

ということになるのかもしれないが、CEREVoのあり様を見ていると、、、と考えてはいかんのだな。

いきなり引用から始める

革新的な着想を生み出すのは、エンジニアであろうとマーケティング担当者であろうと、デザイナであろうと構わない。ただ、その人が深い洞察力をもって問題を理解し、新たな着想に至ることができるかどうかが問題である。そのための素材として、ユーザー調査にもとづく問題点の把握は有用であると考える。

via: ノーマンの間違い - 創造的ユーザビリティと標準的ユーザビリティ/HCD-Net通信 #19 | Web担当者Forum

私はノーマンの意見により共感を覚える。"ユーザ調査による問題点の把握"なんかいくらしたって革新的な発想には結びつかない。それはほとどの場合"より速く、快適に乗れる馬車"を生み出すだけなのだ。

黒須氏の意見に説得力がないのは、実例が伴っていないからではないかと思う。逆にノーマンの意見をサポートする実例は歴史をみれば事欠かない。

・ライト兄弟も、リリエンタールもユーザ調査なんかしなかった。というかあの時点でどれだけユーザ調査やったところで"空を飛ぶ"ニーズなんか生まれるはずはなかった

・パーソナルコンピュータの出現もユーザのニーズに基づくものではない。

・何度か書いた昔話だが、Googleが生まれる直前"検索エンジンの競争は終わった。これからはポータルとしてどれだけ使いやすいかが重要だ"という意見が支配的だった。あの時点で"よりよい検索エンジン"の必要性にたどりついていた人がどれだけいたのか

その発想を生み出すのが誰でも構わない、というのには半分だけ同意するのだが、、まあそれは別の話。

というわけで黒須氏も自分の主張をサポートする実例を挙げてはいかがなものかなあ、と思った次第である。

研究ずれを起こすこと

| コメント(0)

まず最初に引用

なんというか、いまさら感たっぷりなのですが、プラナフ・ミストリーさんのSixthSenseテクノロジーがやっぱりすごいですね。

ちょっとビデオが長いので後回しにしていたのですが、見始めたら一気でしたよ・・・。もうすでに見ている人も多いでしょうが、まだ見ていない人はぜひどうぞ。テンションがうなぎのぼりになること間違いなしです。

via: プラナフ・ミストリーさんのSixthSenseテクノロジーで鳥肌がたった件・・・ - IDEA*IDEA ~ 百式管理人のライフハックブログ

というわけで田口氏のテンションをあげたビデオを見る。いかにもMIT Media Labo風な研究だなと思い調べてみればやっぱりそうだった。

この方向性は、もう10年以上前からずっと試行錯誤が続いている。この研究は

"ここまでやるか"

"デモのアイディア"

で卓越しているが、本質的に新しいものは何もない、、、と私などは思ってしまう。

というか山ほど作られたこういうデモがなぜ現実世界に一歩も足を踏み入れることができないか。そろそろそこらへんをちゃんとまとめて考察すべきと思うのだ。

観点としてはこうだ。これは技術の進歩-たとえば携帯型の燃料電池やプロジェクタのさらなる小型化-によって解決される問題なのか。そうではないのか。

まず実世界のオブジェクトを"間違えず"認識するところで躓く。どうしましょうか。RFIDのタグでも埋め込みましょうか。でも離れていたら誤認識の問題がありますよね。

どうします?そこをデモのお約束ですっとばして"これが未来だ"と言われてもねえ。

また"空中に文字をかく"のは一度やってみれば、その不自然さが分かる。デモ以外で2度とやろうとは思わない。その理由はどこにあるのか?

どうすれば解決できるのか?こうした問題をまじめに位置付け解決策を見出すのは研究じゃないんでしょうか。

というわけで言ってきたのだ。

孫社長の意見に私は賛成だ。SmartPhoneとらくらくホン、この二つにはさまれたガラケーにはたして未来はあるのだろうか。またガラケー開発最前線で戦っている人たちはどのように考えているのだろうか。

当日私が考えたことは



"ガラケー開発者に迷いはない"



ということだ。印象的な部分だけ書いておく。この先を読んでくれる人に私の異常なスタンスを書いておく。私はiPhone原理主義者であり、会場で"Smartphoneだけ使っている人"として手をあげた数少ないうちのひとりであり、F-04B知らない人、といわれ手をあげたほんの数名のうちの一人である。

会場につくと、名前のチェック。そのあと胸から富士通の名札を下げた人たちからサブウェイサンドイッチと水を渡される。遅くまでありがたいことです。

始まるまでしばしぱくぱく食べる。久しぶりだなあ。夜遅い(私にとっては)集まりにこういうのはありがたいなあ。

例によっていつもの事務連絡。本日しゃべる方は"ポロリ"が多い人なので、リアルタイムのustream,とかはなし。twitterも少し時間差をつけてね、とお知らせがある。

事前課題として"ケータイカメラ"の新しい使い方が募集されていた。その中から9種類のアイディアが紹介される。あまり頭に残っていないので省略。

そのあと"富士通が考える未来のケータイ"という題で富士通の人が講演をする。

まず最初にでてくるのが

"スマートフォンは話題にはなっているが、シェアはたったの2.3%"というチャートだ。つまりそんなものは気にする必要はない。主力はケータイだ、と言いたいのだろう。(少なくともこの後の説明で、スマートフォンとの関係を意識した説明は一切なかった)

でもってケータイの世界では次の5つの変化が起きているのだそうな。

"超"常時携帯:つまり水につっこんでも、泥にまみれても大丈夫です。富士通ならどんなケータイでも防水、防塵にできます!

日本語入力技術:富士通は実はソフトをやっている人が多いんです!PC向けに何十年も開発してきた手書き文字入力がケータイにのりました!

能力補完計画:らくらくホンむけに、マイクを二つ付け、バックグラウンドノイズを消す技術を搭載しました!

ヒューマンセトリック:半年前からこう言い始めました。人間の嗜好、興味をインテリジェントに解析し、情報を提示するんです!具体例は何か?ケータイを腰につけてゴルフスイングをすると、振動パターンから、スイングへのアドバイスをしてくれるんです!(会場で"ゴルフをする人"と聞いて手をあげたのは私の視界内では一人だったが)

インフラの変化:LTEです!早いんです。すごいんです!

さあこれからは未発表、未発売の技術です!

セパレートケータイ世界初です。取り外せると何がすごい?たとえば、店で服をカメラでとりながら、電話で相談できるんです。

プロジェクタ搭載:ケータイにプロジェクタがつくんです!本体を振り、プロジェクタに写した画面でボーリングゲームができるんです!

3D表示:みんなアバターみましたよね。ケータイも3Dになるんです!

わくわくしませんか?

ここで休憩時間。前の画面には、LTEがあたりまえになった世界で新しいサービスを考えましょう、という文字が書いてある。

-----------------
この"世界初!"とか"業界初!"とかいうのをやたら並べるのは日本の大手メーカーの得意技である。特徴のある技術で世界一、というわけだ。

世界初!とうたえる技術が何一つないiPhoneが業界にどのような衝撃を巻き起こしていようが、たかが2.3%のさらに数分の一の話さ。話題になっているだけで大したことはない。そう考えているのだろう。実際プレゼンをした人に迷いはなく言葉には力があった。観客たる私にはそれが伝わらなかっただけで。

それが何の意味があるのかわからない"技術"をひたすらならべて、その結果はどうだったのか?自分たちは何を作りたいのか。ケータイがある世界はどんな風であるべきなのか。そんな問いはとりあげられたこともないのだろう。

ではその"すばらしい技術"はどうなのか?

一例として"手書き文字入力"を取り上げよう。歴史のある分野だから、富士通でも内部的に膨大な蓄積があるのだろう。

しかし

一度でも手書きで日本語を入力したことがある人は、その欠点に気がつくはずだ。漢字は画数が多い。それを全部入力するのは苦痛でしかない。精度云々の問題だけではないのだ。

ではどうするか

せっかくタブレットではなく、液晶画面に文字を書いているのだから、入力候補文字の形状を画面上に提示し、その文字の形の要所要所だけを指定すれば、簡単に難しい漢字が入力できる。これなら親指連打より簡単です!そこまでやってようやく"技術"の意味があると思うのだが、そうした考えは全く感じられなかった。社内の研究発表会では"世界一の認識精度!"とやるんだろうけど、問題はそこだけじゃないよ。

もう一つ聞きたいことがある

セパレートケータイ、プロジェクタケータイ大いに結構なことだ。

でもって富士通の中の人は、これ使ってるんだよね?

発売前らしいけど、社内には何台もあるよね。是非日常どんな風に使っているか。今まで使っていたケータイから試作機に乗り換えた人の生の感想を聞きたかったな、と思う。

-------------------
後半の会議は誰かがブログにまとめてくれるだろう、ということで家路につく。ポストイットケータイのアイディアは面白い。質問にもあったが、多くのユーザがハードウェア的に一番不満に思っているのは電池だと思う。

画面の中に表示される世界では、米国に太刀打ちできないとすれば、日本人らしい細やかさをいかしたらくらくホン、あるいはハードウェアの革新にフォーカスする、というのは一つの行き方だ。それこそ

"電池不要"

のケータイは大きな反響を呼ぶと思うが。というか、それくらいばかげたことを徹底してやらないと、とチンピラエンジニアは考える。
-----------------

プレゼンの最初のほうで

"Smartphone使っている人"

と聞かれると概算だが会場の半分以上の人が手をあげた。その次に

"SmartPhoneだけ使っている人"

と聞かれると、ほんの数本だけ手が挙がった。ええ、みんな2台もちですか?この日一番の驚きはこの結果だったかもしれない。

頭文字G

| コメント(1)

ある時点を境に、私が表にだすソフトウェアの頭文字をGにすることにした。GLBrowser,Goromi,Gardsくらいかな?

一つだけ例外がある。SmartCalendar-Xだ。ある人が未踏ソフトウェアでSmartCalendar,SmartWriterというものを作ることになった。そのコンセプトがおもしろい、と思い半ば自発的に作り始めたプログラムだ。

そんな経緯もあって頭文字はGではない。しかし仕様的に参考にしたのは

"カレンダーのインタフェースで写真を閲覧する"

というところだけである。それはWindows版SmartCalendar(N)と比べてもらえればよくわかる。Windows版はWindows版を作った人(未踏に採択された人ではない)のコンセプトで作り上げられており、私のプログラムとはほとんど別物である。個人で金にもならないプログラムを作る楽しみというのは、仕様も実装も自分で行うことにある。


ある日SmartCalendarが何かの媒体で取り上げられているのを知った。画面はまごうかたないSmartCalendar-X。しかし"作った人"としてクレジットされていたのは、私の名前ではなかった。未踏に採択された人だった。

扱いから言えば確かにそうだ。私はいわば"富士ソフト"のような扱いになったわけだ。"仕様通り"ソフトを作った会社の名前が表にでることはめったにない。

その時SmartCalendar-Xという名前にしたことを少し後悔した。

--------------------

それから月日は流れ、昨日こんな記事がでていることを知った。

わかったことは、ソフトウェアについてである。ソフトを作ることは、とくに環境が充実している昨今では、とても簡単なのだ。誤解を怖れずにいえば、(ExcelやWindows、Mac OSやATOK、一太郎のような大規模なソフトは別として)、たいていのソフトのコアの部分は、1日くらいで作れるのではないか。特に、世にあるフリーウェア/シェアウェア程度であれば、デバッグやさまざまな付属機能は別とすれば、まず自分でも作れそうな気がするのだ。

via: 【PC Watch】 【特別レポート】続「PilePaperFile」 ~「欲しい」が止まず年間50本のソフトを開発


美崎さんならコアを一日でかける"簡単な"ソフトウェアを数カ月もかけて開発してどうもすいませんでしたねえ


今私はSmartCalendar-Xという名前をつけたことをとても後悔している。おそらくiPad上で写真+カレンダー+環境的コミュニケーションのソフトを作成するが、頭文字はGにしよう。Galendarとかね。

iPadのビデオを見ていると

| コメント(0)

どうしてこんなに想像が掻き立てられるのだる、と思う。

もっとも世の中にはこんなことを言っている人もいる。

これを持って何かをする自分が想像できない。今のところ自分を含めて誰かの何かをこれが解決してくれるとも思えない。

via: iPadって誰がどこでどうやって使うんだろう?ってちょっと考えてみたけど、ワタシにはよくわかんないや:THE SHOW MUST GO ON:ITmedia オルタナティブ・ブログ

逆の立場から書かれたものにはこんなのがある

コンピューティングというものを考えるとき、子供や高齢者のことは見落とされがちなのだが、iPadは、こうした「社会的格差」を解消する初めての製品になる可能性がある。『iPad』は、幼児がゲームで遊び、学習もできるコンピューターになるだろう。そして、おばあちゃんは電子メールを送り、ウェブを閲覧し、写真を編集するだろう。iPadは、現在市場にあるパソコンを駆逐するわけではないが、重要な新しいカテゴリーを生み出すマシンになると見られる。

こういったマシンが社会に与える影響のことを考えると、「単なる大きな『iPod touch』にすぎない」と評されがちなiPadが持つ、より大きな意味が見えてくる。それは、「みんなのためのコンピューター」だ。米Apple社が長年取り組んできた理想でもある。

via: 『iPad』はUIをどう変えるか:アラン・ケイが夢見たビジョン | WIRED VISION

後者の記事に乗っているDynabookの絵がiPad(の予想図)そのままであるのには驚く。Alan kayが実際に触ってみるまでiPadに対してコメントしない、としているのは賢明だ。しかし私のようなチンピラはすでにきゃーきゃー言っている。

ものすごい一般論で書くが、子供あるいはお年寄りが使うところに想像力が及ばない人、ビジネスパーソンである自分のことしか考えられない人は前者のような感想を述べることが多いように思う。単に中途半端にでかいiPhoneというわけだ。

しかし実家の両親のPCのメンテをし、家にかえれば子供達にやれYoutubeであれみせろ、iPhoneでこれみせろと言われる立場、あるいは子供もしくはお年寄りが使うPCについて少しでもまじめに考えたことがある人はiPadに大きな可能性を想像しているように思う。願わくば実物がその想像を裏切らないできであることを。

志の差というもの

| コメント(0)

いや、ビッグローブ社員のがんばりには敬意を表するが

モニターユーザーには、WebStationをリビングのフォトフレームから外出時のメールチェック、ニュースや天気などの情報収集まで、幅広く活用してもらい、屋内/屋外で持ち歩けるクラウドデバイスや大画面ならではの操作感、複雑な接続設定の自動化によるモバイルブロードバンドの利便性、生活シーンにおける新しい利用シーンなどを提案し、端末の操作性やサービスの受容性を検証する。

via: NECビッグローブ、Android搭載"クラウドデバイス"のモニター募集を開始 - ITmedia +D モバイル

このクラウドデバイスどこに作らせたのかな。そうだよね。iPadでできることの"ほとんど"はこれでできるよね。iPadなんてでっかいiPhoneだから何の新味もないよね。おまけにAndroidだからアプリを複数走らせることも可能だし。

---------------------

話はいきなり変わる。iPhone,iPadがシングルアプリしか走らせられないことに文句を言う人が多いのには少し驚いている。

いや、いいんだよ、マルチで走らせられるのって。8bit cpuの時代に"パーソナルユースではマルチなんていりません!"って言ってたころとは時代が違うんだから。

しかしAndorid端末を使っていて一番いらいらするのがこのマルチアプリだったりする。なんだか動作がおかしいなあ。今いくつ走ってるの?あれ、これ終了したんじゃなかったの?

リソースが制限される携帯情報端末ではあっというまにリソース不足になる。つまるところは、"タスクマネージャー"をだして"不必要な"タスクを殺すことになる。

いつの日かAppleがマルチアプリをサポートする時、どのような解決策を提案してくるかなかなか楽しみだ。

日本のものづくりの運命

| コメント(0)

NHKドキュメンタリー"メイドインジャパンの命運"を見た。

その中で取り上げられていたものの一つがCELL REGZAだ。PS3で"有名"になったスーパープロセッサCELLを搭載。ハードディスクは3TB,チューナーは11個搭載。

"そんなもの本当につくるか"

と思うような製品を作るのはサムソンの十八番と聞いていたが、東芝もやるのだな。
でもってドキュメンタリー中で

"進行表がアップデートされてないじゃないですか"
"で、いつ物を見られるんですか?今日ですか?明日ですか?"

と詰問していた男がこんなことを言っている。(ソフトウェアを必死になって作っている人間相手にこんなこと言えば逆効果なのに)

開発のベースにあるのは、社長の大角(正明氏)が発表会でも申し上げた通り、テレビってワクワクするもの、感動してもらうものなんですよ。そうした思いをCELLで作ったら「究極にワクワクするテレビになった」というのがCELL REGZAです。

via: 究極に"ワクワクする"テレビ「CELL REGZA」はいかにして作られたか:インタビュー - CNET Japan

ぜひ聞いてみたいのだが、"TVの作り手"ではなく、"TVの使い手"がCELL REGZAをみてワクワクすると本気で思ってるのか?自分は100万出してこの製品を家に置いているのか?家族は本当にわくわくしているのか?

こんなガラクタをデザインしたのは誰だ?なぜそのデザイナーな顔をださないのだ。

私がこのドキュメンタリーを見るのと前後して発表された$499のiPadがどのようなワクワクを世界中にもたらしたか考えたことはあるのか?

-------------------
同じドキュメンタリーでは別のアプローチをとっているJVCケンウッドが紹介されていた。詳細は知らないが、ラジオでなにやらが配信されるボックスを作り各社にライセンスすることで儲けるとのこと。これもひとつのやり方だろう。

この両社に欠けているのは

"そもそもそれは面白いものなのか?"

という観点だ。いや、会社が存在する方法は何百通りもあるから、これがいいとは言わない。でも

今日の講演の最後の方のSJの言葉:「アップルはテクノロジーとリベラルアートの交差するところに立つ会社」。私の好きな言葉で、実は'99年のiMovie発表時にも言っている。横の @hokayan 曰く「こういうのが日本のメーカーの人に一番、大事さわかってもらえない。」

via: Twitter / Nobuyuki Hayashi林信行: 今日の講演の最後の方のSJの言葉:「アップルはテクノ ...

を読むとき、思わず嘆息するのは私だけではないだろう。かつてはソニーがその位置にいたかもしれないが、、いや今は任天堂があるか。

まず最初につり気味の宣言を

"これは初めて登場した真の"パーソナルコンピュータ"だ!"

こういうことだ。やれ動画編集だとか、Javaでプログラミングだとかそういうギークが使うコンピュータは今までに山ほど存在した。

しかし

"真のパーソナルコンピュータ"。誰もが簡単に楽しんで使うことのできるコンピュータは今まで存在しなかったのだ(それを称した製品はこれまた山ほどあるが)

ギークはいいんだよ。LinuxでもMac osでも使ってれば。でも今までそうじゃない人たちにリーチで来たコンピュータはなかったのだ。

昨日見た記事で一番共感したのがこれ

そうなんです、これはアップルが世のPCユーザーに突きつけた挑戦状! もうiPadだけで、PCなんてオサラバなのさ。さらば、Windowsよ...

ではでは、

via: [ #iPad ]ネットブックもノートPCも死んだ! まさにPCライクなiPadの魅力を徹底解説 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ

ボタンをおせば一瞬で起動。マルチタクスだの、タスクマネージャだの厄介なことはなし。ボタンをおせば、楽しいアプリケーションが起動。音楽が聞けて写真を楽しめて。そしてそのうち絵本がでてくれないかと思っているのだ。

こんな楽しいコンピュータがこれまでにあったか?


---------------
いろいろな記事をよみ"iPhoneで十分"としている人は、主に一人での使用を念頭に置いていることが読み取れる。

私はこれを子供たちに使わせるつもりだ。まだ幼稚園にかよっている子供たち。いろんなゲームで遊んだり、Youtubeの動画をみたり、あるいは文字入力ができるようになればインターネットをみてもらってもいい。

二人できっといろいろ楽しいことを発見してくれるだろう。絵本を読んでもらってもいい。そして子供たちにMacやWindowsは使えないが、iphoneならつかえるのだ。ということはiPadも使えるということ。

可能であれば母にも使ってもらいたい。メールとWebが見られればいいのよ、と常々言っている母に。ついでにこれで写真も見てください。

もうVistaなんか使わなくても大丈夫。これ一つで母がやりたいことは全部ok。


またある人が書いていたが、これはPhoto standとしても使えるはずだ。となれば絶対実家に一台は必要だな。

自分でも不思議なのだが、iPadをみていると"こんな使い方があるかもしれない。こんな楽しいことができそうだ"という想像がどんどん膨らむ。H/Wだけみればたしかにサイズ4倍のiPhone。しかしこの差異はなんだ?

--------------------
しかしそのためには障害が。

Appleが意図的にFlashをサポートしていなのはわかる。その志はいかにもAppleらしい。

しかし

そのため子供たちにとってのキラーコンテンツ、Goromi-Tubeが動かないのだ。こいつは困った。

子供向け無料ゲームがFlashで作られていることにはまあ目をつぶることができるが、Goromi-tubeが動かないのは困る。iPhone上のYoutubeアプリとGoromi-Tubeではユーザ体験に差があるのだ。横目でみながら次を選択、ができない。

さて、どうしたものか。。でもなあ。。なんとかしたい。

-----------------
ちなみに昨日読んだ中で一番的外れと思ったのがこれ



特別驚くような点は見当たらない。3G通信機能がオプションになっていることもあり、"でかいiPod touch"という感じだ。もうひとひねりあるのではないか、と思っていた身としては、ちょっと肩すかしの感もある。


via: 元麻布春男のWatchTower:iPadは"でかいiPod touch"なのか、あるいは...... (1/2) - ITmedia +D PC USER

いやさ、大きさがVaio-Xに近いって、、何みてるの?

近年インターネットと携帯情報端末の普及により、情報の形態として断片化、リアルタイム化が進んでいる。
具体例でいえば、人と人とのコミュニケーションに電話普及以前は手紙を用いた。"愛と死"ではカップルが何の用事を伝えるにも手紙を書いたことが記述されている。手紙は一定の形式をもっており、ある程度まとまった分量の文章を一定以上の間隔でしかやりとりすることができなかった。

次に携帯電話の普及によりメールが使われるようになった。メールの文章は、若年層ほど短文化し、頻繁に送受される、という調査結果が存在する(といいなあ)

さらにはTwitterの普及により、140文字以内と情報の長さに具体的な制限がつき、かつほぼリアルタイムに"つぶやく"ことが普及した。

このように情報の断片化、リアルタイム化の傾向ははっきりしているのだが、その情報とどのようにインタラクションするかについては試行錯誤が続いている。Twitterは非常に制限されたタイムラインというインタフェースを提供しているが、十分とは言えない。またある程度の間隔をもって更新される情報には有効に働いた検索という手段も、このように断片化、リアルタイム化する情報には有効に作用しえない。(ということを示した論文があるといいなあ)

この点において情報の特質を考慮した新しいインタフェースが提供されるべきではないだろうか。

-------------------------------------
というようなことを半ばまじめに考えている。でもってGoromi-tubeなわけだ。必要なのは

・ずらっと並んだPlaylist
・検索結果を示す結果リスト

であり、Goromi-tubeでは前者が横にならび、後者が縦に並んでいる。というかどちらかというと後者に重きを置いていたのだが、重要なのは前者ではなかろうか

そんな問題意識を持っていたところに、いきなり前者の究極サービスが公開されてしまう

YouTube Music Discovery Project

がびーん

なぜがびーんとなるか。もちろんこのインタフェースにあれこれ文句をつけることはできる。しかしだねえ。

これはデータを全部もち、かつユーザの使用データをとれるGoogle=youtubeにしか提供できないサービスなのだ。外からこんなことをやろうとしてもできない。しくしく。

いや

こういう想定はどうだ。情報の断片化、リアルタイム化により、情報の全体図を得ることは誰にもできなくなってきている。そうした状況において、新しい情報を得るためのインタフェースが必要とされている。

とあおり文句だけは思いつくんだけどなあ。

必要なのは、前述した二つのリスト+それらを"変調"する仕組み。この"変調"という仕組みはGoromi-tubeに部分的に取り入れているのだが、それらが結構利用されていることに驚いている。

変調でひとつまとめようか。