USBのコネクタを設計した人は

2011-02-22 07:57

石を投げられても文句は言えないと思う。

ユーザビリティとかそういうことに興味のある人は、何度も考えたことがあるだろうし、私が学校で講義など受け持っていれば

「USBコネクタのどこが駄目か。どうすればよくなるか」

を課題にしたいほどだ。(実際行われているのかな)

諸悪の根源は

「上下に方向性があるにもかかわらず、コネクタを覗き込まなくてはどちらが上かわからない」

ことにある。(と思う)

上下の方向性をなくすのが一番良い方法。次に良い方法は、外から見ただけでどちらが上から下かを区別できるようにすること。たとえばIEEE1394aのコネクタは、外観から方向がわかる。

いや、なぜこんなことを言い出したかと言えば、この記事。iPad2に新しいインタフェース、Light Peakが採用されるのではないか?という観測だ。

Could the iPad 2 Be Getting Light Peak? - Mac Rumorsより引用:


Prototype Light Peak connector photo from PCPro.co.uk

新しいインタフェースにはFireWireのころから慣れている。それがあまり普及しなくても文句はいわない(Fire Wire好きだったのに。一時はMac の内部にまでFireWireポートが存在していたのだ。)

しかしUSBコネクタの外観をそのまま採用するとしたらがっかりである。

この写真はあくまでもプロトタイプであり、実際に"Light Peak"がどのようなどのようなコネクタを使うのかはわからない、、と書いてあるのだが。。

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最近自宅のPCまわりの配置を大幅に改善した。そこで気がついた。机のカタログにはたいてい使用を想定するPCもおかれている。しかしほとんどの場合、そのPCにはケーブルが接続されていない。

つまり一番肝心なところが省略されているわけだ。

現実にはケーブルは悩みの種である。ぐにょぐにょして場所をとる。埃がたまるが掃除もできない。調べてみればケーブル収納箱がいろいろ売られているようだ。

たとえばこんなの


とかこんなの。


ちなみに値段は前者が後者の2倍である。何がすごい差異があるのだろうか、と思い両方買ってみた。両方ともなかなかご機嫌である。とはいってもなぜそんなに値段差があるのかはわからない。

素人の勝手な要望としては、いつの日かとにかくケーブル一本で済むようになってほしいと思う。いや電源と信号はとかいろいろあるのはわかってるけどさ。