2005-11-30 08:33
出てくる人間がみんな粒ぞろいの悪党面なのはいかなることか。
とくに弁護士法違反事件など、顔を見ているだけで
「越後屋、お前もワルよのう」
「いえいえ、お代官さまほどでは」
という会話が聞こえてくるようだ。
ちなみにこの会話を思い浮かべると自動的に
「めっきり寒くなりましたな」
「そろそろクリスマスですか」
「クリスマスといえば?」
「お前もワムよのう」
というネタが思い出されるのだが。
2005-11-30 07:25
「チラシを配らせてみたこともあったんですが、配り始めた瞬間興味を失い、受け取ってくれなくなりました」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/25/news038.html
○誰も情報を押し付けられたいなどと思っていない。
○自分で調べて得た情報だと下らない事でもなんだか意味があることのように思えてくる
○今はGoogle様にお伺いを立てればたいていの事に関する情報は手に入る(10年ほど前の事を思い返すとこれはまさに驚くべきことだ)
○「何だろう?」という好奇心だけを喚起する物を提示し、そこから伝えたい情報にリンクを張る、、という広告もあるのかもしれん、と思ったがiPodの広告は既にそうなっている気もする。
○いや、もうちょっと工夫ができんだろうか。とんだ先があからさまな広告ではなんともならない。広告でありながら広告でない。そんなものができないか。
○ブログで取り上げてもらえるものを作る、というのはその動きの一つか。。ブログからリンクしやすく、かつ写真を引用しやすくする機構を取り入れるというのはどうだろう。
○信号待ち、ハチ公前で人を待っている間など手持ち無沙汰なときならくだらない広告でも目を通してくれる。暇な時間というものは、秒単位で現れたり消えたりするものだ。それをうまく捉えることができれば、面白い広告ができるのではなかろうか。
○スーパーの安売りではなければ、人間はそれほど実利ばかり求めているわけではない。
○などととめどなく書くのも宣伝広告費というのが目の玉が飛び出るほど高額だからだ。その昔家電製品(のたぐい)の事業計画に携わった事があるのだが、TVCMなんかやろうとした日には何もかもふっとびますぜ。
2005-11-28 16:16
http://satoshi.blogs.com/life/2005/11/aabc.html
「Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる」という格言
という言葉があり、
(一流の人は、一流の仲間を増やして良い仕事をし、かつ自分を伸ばすことを重視するが、二流の人はライバルを作らないように自分より能力が下の人を採用したがる、という意味)
と注釈がついている。多分あっているのだろうが、「ライバルを作らないように」というか自分の優越感を保ちたいために、というほうが私個人としてはしっくりくる。
いろいろな場面で気がつくことだが、自分の能力に自信を持てる人ほど、素直に他人の能力、才能を認めることができる。逆に自分の能力に不安を抱えている人は文句ばかり言う。他人をほめる余裕が無いのだと思う。
マッキアベッリも言っていた。人間は心に巣くう嫉妬心からほめるよりはけなすことを好むものであると。真に卓越している人間(あるいは分野)では嫉妬心をもつ必要がない。卓越していなくても嫉妬心を持たないことができれば道家の心に達することができると思うのだが、こればかりはなかなか難しい。
2005-11-24 07:13
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/22/news065.html
このHMDは見せてもらったことがあるけど、すごいです。本当に視界をさえぎりません。
研究の方向というかスローガンはとっても共感するのだが、やはりそこまでの道は遠そうだ。例えば
- センサーの測定結果からユーザーの行動を正確に予測し、必要な情報を取り出すのが難しいという。
どうもエンジニアは人間の行動の気まぐれ、というか予測不能性を甘く見ているのではないか、という気がする。
あるいはそもそも「人が幸せになる」とはどういうことなのか、とか。利便は必ずしも人間の幸せを生まない。人間は無駄なことに幸せを見出す動物だと思っているのだが、やれ研究だ開発だ、となると人間の行動をやたらと合理的に想定するのが気に入らない。