Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる

2005-11-28 16:16


http://satoshi.blogs.com/life/2005/11/aabc.html

「Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる」という格言

という言葉があり、

(一流の人は、一流の仲間を増やして良い仕事をし、かつ自分を伸ばすことを重視するが、二流の人はライバルを作らないように自分より能力が下の人を採用したがる、という意味)

と注釈がついている。多分あっているのだろうが、「ライバルを作らないように」というか自分の優越感を保ちたいために、というほうが私個人としてはしっくりくる。

いろいろな場面で気がつくことだが、自分の能力に自信を持てる人ほど、素直に他人の能力、才能を認めることができる。逆に自分の能力に不安を抱えている人は文句ばかり言う。他人をほめる余裕が無いのだと思う。

マッキアベッリも言っていた。人間は心に巣くう嫉妬心からほめるよりはけなすことを好むものであると。真に卓越している人間(あるいは分野)では嫉妬心をもつ必要がない。卓越していなくても嫉妬心を持たないことができれば道家の心に達することができると思うのだが、こればかりはなかなか難しい。