Mac Book Airが2ch等で不評である事は

2008-01-21 00:00



あるいは狙った通りなのかもしれぬ、という記事。


いろいろ不満をいっている連中は、フェラーリには十分なトランクスペースがないと文句をいう連中と同じだ。アップルは MacBook Air をゴマンと売ろうとしているわけじゃない。初年度は数百万台売れればいいのだ。何故かって? MacBook Air は、未開拓だが儲けが大きく、かつマーケットシェアも拡大できるニッチェマーケット[market niche]に狙いを定めているからだ。それは、ファッションデザイナーや高級ホスピタリティ[luxury hospitality]業界なのだ。

MacBook Air にはピッタリのマーケットがある « maclalalaMacBook Air にはピッタリのマーケットがある « maclalala


ファッション、車、鞄その他。これらは元々は機能性を目指して作られたものだったのだろうが、今や感情Valueに訴えかける「高級ブランド」がものすごい利益をむさぼっている製品だ。


PCがそのようになって悪いと誰が決めたのか?もちろんどっかのソニーが一時作っていたようなクオなんとかなんてのは論外だ。そして確かにこういう事を言える人は世の中に一定数存在するはずなのだ。


値段が高い →「高いって? 私のスーツより安いもんだよ。」

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私のように「服とは安くて機能を満足していればよいもの」という人間とは全く違う人間がこのコンピュータを持ち運ぶのかもしれない。


この仮説が正しいか。あるいは正しかったとして、製品を継続できるだけの数量が販売できるのか私にはわからない。しかしそうあって欲しいと願っているのは確かだ。ユニクロもあればアルマーニもある。PCもそうであっていいではないか。今までアルマーニを自称したPCはいくつもあった。しかしMac Book Airはそれを実現する最初のPCになるかもしれないのだ。