「学習会議 @ NHK」に行ってきたよ

2008-03-19 00:00



というわけで、「学習会議@NHK」に行ってきました。例によって体系的かつ詳細なレポートは皆さん書かれると思うので、私は印象に残ったところだけ。


当日印象的だったことはいくつかあるが、思いつくまま列挙すると



特に後者は印象に残った。記憶に残っている言葉だけあげると



さて、この会議は参加後にブログでフィードバックすることが必要条件となっている。したがって私は彼らと彼女たちの熱意に大いなる敬意を払いつつも正直に自分の考えたことを書かねばならない。


番組の作り手の「是非この番組で中国語を学んでほしい」という熱意はいやというほど伝わってきた。


問題はその「熱意」の方向が間違っているのではないか、という点だ。たとえば一点。熱意を込めて「分厚くて、内容を考えればお買い得なテキスト」を作ることは、果たして学習意欲を掻き立てることにつながるのだろうか?逆に「ああ、こんなに分厚いテキスト。おなかいっぱいだ」と思わせないだろうか?


会議で議論されたのは「脱落者1%のすごい語学番組」を考える、というものだった。(テキストの売り上げは半年で半分になるのだそうな)私が主張した点と後で考えた点を書くとこうなる。



---


などとつらつら書いているうちコンサルタントの秘密



という本にでてくる「バッファローのブレーキ」を思いだした。



視聴者に何でも学ばせることはできるさ。視聴者が学びたがっていることならね。


また帰りのバスでは遠い昔1度だけみたCMを思い出した。


「みんな忙しい、忙しい、時間がない、と言っているけど、好きな人にはちゃんと会ってるんですよね。だから時間を作ろうと思えば作れるはずなんですけどねえ」


---


最後に、私が所属したグループの6名しか見ることがなかったであろうお土産の写真を披露。


f:id:grgr56:20080318230109j:image


ああ、包装紙に輝くNHKマークがまぶしい。


----


全体の進行は、前回の検索会議と同様。ただし今回発表は2グループのみ。そのうえで挙手により表彰対象グループをきめるやり方。また前回各グループのプレゼンで「ホワイトボードに書いてからプレゼン」ということで時間を食ったためか、今回は各グループで書いた紙をPCに取り込んでスクリーンに映していた。こうした点、細かい改良を積み重ねていくところがすごいなあ、と感心した。