iPhoneのある日常風景

2008-08-06 00:00


昨日は会社の宴会だった。予約したのは屋外のビアガーデン。


とはいっても昨日の関東地方は大荒れ。これはキャンセルしたほうがいいか、とだれもが思う。しかし弊社の営業担当兼宴会部長は勝負にでた。きっと大丈夫だと。


みんなでてくてく向かう。傘を使う必要はない。これは勝ったとおもった瞬間、何かがおかしいことに気がつく。


「悪天候のため本日休業」の文字が。


がびーんとなる。店長と思しき人がでてきて連絡に齟齬があったことを謝ってくれる。さて問題です。ここからどうしましょう。


iPhoneを取り出す。GPSで現在地を表示させ、検索窓に「飲み屋」といれれば、赤いピンが何本か立つ。この近辺にも数件飲み屋があることがわかる。みんなに見せて回ると、じゃあとりあえず駅まで歩きましょう、ということでぶらぶら歩く。


結局行ったのはiPhoneに表示されなかった飲み屋だった。本当はもっと高いのだが、悪天候でがらがら。本来の値段よりも2000円も安く、貸し切り状態にできた。


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というわけで直接情報が役に立たなくても「こちらのほうに何かがありそうだ」ということで行動を起こせる。今いる場所の周りがどうなっているのかすぐ知ることができるのは大きなメリットだな。


などと思っているところにこんな記事を読む。


 「iPhoneを使う前と使った後で、人生観が本当に変わった。毎日が楽しくてしょうがない」――ソフトバンクの孫正義社長は8月5日に開いた4~6月期の決算発表会で、時間の大半を使って「iPhone 3G」を賞賛し、自分のiPhoneを使ってさまざまな機能を使ってみせた。

「iPhoneで人生観変わった」と孫社長 2990円プランでライトユーザーにも拡販 - ITmedia News


この記事を読むと孫社長が本当に自分の手でiPhoneに触り、ほれ込んでいることが伝わってくる。Docomoのなんとか部長だかが舌打ちしながらありきたりのことをしゃべりまくるのとは大違いだ。