もっとこういうインタフェースが見たい

2008-12-10 07:11

軽くて素早く検索できる電子辞書が、紙の辞書に劣る点とは何でしょうか?

そのうちのひとつは、ページをめくりながらことばを探す楽しさを味わえないことかもしれません。

かつてない操作感でことばを探せる国語辞典『大辞林』 - 今日のアプリ第305回 - iPhone・iPod touch ラボより引用】

こうした”目的のもの以外にでくわす楽しみ”の欠落については、かねてよりあちこちで指摘されてきた。今回リリースされたiPhone上の大辞林はこの問題にちゃんと取り組んでおり、結果も見事だ。

私が作ったGoromi-Webもこうした”目的以外のものに出くわす”楽しみを目指した(というか結果的にそうなった)ものだが

この大辞林は、ちゃんと実用のアプリで、そうした機能を持たせたところが素晴らしい。

2500円もするが、ひとつ購入してみるかと真面目に考えている。世の中使う価値のある金というのはそうたくさんあるものではない。

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最近BB2Cを使っていて思うのだが、用途とインタフェースによっては(大画面、充実した入力インタフェースを持つ)PC上で閲覧するより、iPhoneで閲覧したほうが楽な場合があるような気がする。

それが何に由来するのかは、もう少し考えてみないとわからない。”手元”にあるということが重要な気もするし、タッチ操作によるものかもしれない。