さて、今日はアカデミー賞の発表だが

2009-02-23 07:36

他人がどう評価を下すか、というのは私の預かり知らぬこと。全体的に見れば作品賞にノミネートされるものは大抵面白いと思う。それでも

”グラディエーター”

”ディパーティッド”

が受賞したのは未だに冗談としか思えないが。”バベル”はまあ許容範囲(大嫌いだけどね)

というわけで、記憶に残っている範囲で今年の”ごんざれふ賞”発表ぱちぱちぱちー。(誰も聞いてません)

作品賞、監督賞、その他もろもろ:

ベンジャミン・バトン or チェンジリング

もうどっちでもいいです。人生の悲喜劇を静かに、肯定的に描いたベンジャミン・バトン、人間の強さと”希望”を描いたチェンジリング。主要なところは全部あげます。

主演男優賞:
ブラッド・ピット@ベンジャミン・バトン

いや、これがかっこいいんですよ。中身が若者の老人とか、中身が老人の10代男性とか。CG+メーキャップ+演技で受賞。

主演女優賞:
アンジェリーナ・ジョリー@チェンジリング

醜い顔を惜しげもなくさらし、それでいて観客の視線をくぎ付けにする、なんて芸当が他の誰にできる?いや、できる人はいるだろうけど、クリントイーストウッドの力量と組み合わされるとその効果は圧倒的。

助演男優賞:

バットマンのジョーカー

映画を見ている最中に足もとがおぼつかなくなるような、善とは、悪とはと何度も考えることになる。

長編アニメーション:
崖の上のポニョ

いや、まだ米国で公開されていないからとか難しいことは言いっこなし。Wall-eはいい映画だったけど、わけのわからなさでポニョが受賞(きっぱり)

ドキュメンタリー:
ヤング@ハート

私も年取ったらやるざます。そのためには有能な音楽監督見つけなくちゃ。。

最優秀B級映画:

デスレースとシューテムアップ

最優秀B級映画をとるためには、開き直ってなくちゃね。両作品とも実にすがすがしいまでにB級。

最低映画評:
ハプニングと地球が静止する日

観客を不愉快にさせたいとしか思えないハプニング。おしみなく金を無駄にした地球が静止する日。丙丁つけがたいが、どちらかといえばハプニングの方に分があるか。

というわけで来年のごんざれふ賞発表までさよーならー。