SoftwareにSeriousな人がHardwareを作るべきだ

2009-03-23 07:00

というのはiPhoneの発表時に、Jobsが引用したAlan Kayの言葉。

こんな記事を見つけた。

Dell's new prototypes, capable of running both Windows Mobile or Google's Android, simply didn't interest the carriers.

デルの新しいプロトタイプはWindows MobileとGoogle Androidを両方実行することができる。しかしキャリアにはそっぽを向かれた。

http://www.appleinsider.com/articles/09/03/21/dells_iphone_killer_rejected_by_carriers_as_too_dull.html

Dellはその製品カテゴリーを広げようと様々な試みをしている。しかしSmart Phoneマーケットでは少し勝手が違うようだ。

User ExperienceはWindows-Microsoftがコントロールし、それを実行するプラットフォームをいかに安く、確実に供給するか。そうしたレースにおいてDellは確固たる地位を築いた。

しかしSmartPhoneの世界では、まず門前払いを食らったようだ。

SmartPhoneの分野において、広い意味でのソフトウェアの重要性がますます高まっているように思える。iPhoneはVer3.0に更新されるが、これにより、初代のiPhoneユーザもその恩恵を受けられる。

さて、日本の携帯電話メーカはどうするのかな。今までと同じように”築き上げた資産”にすがって開発をつづけていてくのかな。iPhone自体が成功だったかどうかは今の段階ではわからない。しかしとってつけたような”タッチスクリーン”機能を持つ日本の携帯電話を見るたび、それを開発させられる人たちの苦労と苦悩がしのばれるのだ。