アフィリエイトをブログ本文の上に貼ってる奴って何なの?馬鹿なの?死ぬの?

2009-04-27 07:16

すいませんすいません。一度この表現使ってみたかったんです。この標題子供に見られたら

"お父さん。馬鹿って言ったらいけないんだよー"

と怒られてしまう。すいません。ついカッとなってやった、今は反省している。


でも標題にあるようなブログを見るたび"イラッ"とするのは本当のこと。

ここでは昨日出くわしたというだけで、livedoorディレクターBlogを例に出す。普通にトップページにアクセスすればまだいいのだが、個別の記事に飛ぶとこんな様子だ。

liveDoor.JPG

"読む側"にとって一番価値ある場所は画面の左上である。(と私は思い込んでいる)そこならスクロールせずに一番自然に目がいくからだ。(実は嘘かもしれません)

そう考えてこのページを見る。まずページのまわりにたっぷり余白があり、次に巨大なページのバナーがある。その下に前後記事へのリンクがあるのはいいとして、次にでてくるのはGoogle経由の広告だ。私が使っているPCでは記事の標題がかろうじてページの最下部にでてくる。本文を読もうと思えばスクロールしなければならない。

最近こういうページが増えたように思う。肝心な情報をスクロールしないと見えない位置に置き、自分が収益を得るための広告を価値の高い場所に置く、という神経は私にとって到底許容できるものではない。

というかこういうページを見るたび、作り手の声が聞こえるように思うのだ。

"皆さん、広告を見てください。ついでにクリックしてくれれば私がもうかります。
そういえば、記事を読みに来たんですよね。記事を読むためにはマウスを動かして適当な位置までスクロールしやがれ"


自分の利益が第一。読み手の関心は二の次。アフィリエイト収入がサイト維持に必要な場合もあるだろう。どんなサイトを作ろうが個人の自由だが、自分のサイトはそうはしたくない。

さて、そう思って"ごんざれふ"の最初のデザインを見るとちょっと気になるところがある。

gonxa.jpg

普通のデザインと思うのだが、画面最上部のバナーが気になる。ブログ名に一番貴重な不動産を消費させてしまっていいのだろうか?そもそもここに表示される情報はめったに変更されないから表示しておく意味もないし。

などと考えて、IDEOのサイトを見る。同じような考えに基づくものかどうかわからないが、ちゃんとそうした疑問をクリアしていることに気が付く。

ideo.jpg

一番左上にあるのは、更新頻度が高いNews/Top Topicsであり、企業ロゴはその下に控え目に存在している。これはIDEOならではの自信の表れとも取れるし、あるいはロゴを控え目にすることにより逆に自らのアイデンティティを主張していると考えることもできる。

そんなことを考えてながら設定をあれこれいじって到達したのが今のデザイン。余計なヘッダーは外し、ブログ名は画面右上に控え目に表示した。そもそもこのサイト名には何の意味もないのだ。

しかしこの設定にしたら、なぜかトップページのフォントが小さくなってしまったには困った。老眼の自分に優しいサイトを目指したのに。。。