会社で出世するために第一に必要なこと

2009-05-13 06:53

私が経験した範囲で言うと、一番必要なことは



"自分が所属している団体に無条件の愛を持っていること"

である。
なんでこんなことを書きだすかといえば、こういう記事を読んだからだけどね。

たとえ昇進にともなう責務やしがらみを面倒としか感じない人でも、同期とあまり差がつくのは面白くないのではないか。出世頭と呼ばれる同僚と、そうでない自分の違いは、一体どこにあるのだろう?

via: 第2回 同期の「出世頭」は僕らと何が違うの? | R25

この記事であげられているのは、昇進試験で好成績をあげるための集中力、上司に引き上げてもらうための愛嬌、仕事に対する熱意だ。確かにそれらは大切だが、何よりも会社を無条件に(口の上ではいくらぐちを言ってもかまわないが)愛し、肯定することが必要だ。

これは時として難しいことになる。仮に会社が明らかに誤った判断を下し、愚かな行動をした際であっても無条件に会社を肯定、あるいはよくて見て見ぬふりをする必要があるのだ。

たとえば明らかにマネージメントの問題からくる過労で精神的に病んだ同僚がいたとすれば、"会社はひどい"と思ってはいけない、し仮に思ったとしても口に出してはいけない。

そこで"正しい"ことを言ってしまう人は絶対に出世できない。

などと私が言わなくても"武装しない預言者は必ず滅びる"のはこの世の常でもある。であるから自分が"武装している"と組織内で思えるようになるまでは絶対口を開いてはいけないのだ。