いやな上司から褒められると

2009-07-01 07:01

昨日見つけた記事

 上司役が積極的にコミュニケーションを図り、良好な人間関係を形成したグループと、上司役が人の話を無視し、悪い関係を形成したグループを作成。簡単な作業をさせ、両グループとも上司がほめたところ、人間関係が良好なグループは、ほめるとどんどん作業を工夫するのに対し、悪いグループはほめると工夫度合いが減退した。

via: 事故は気合じゃ防げない JR西の「人為ミス研究」脚光(産経新聞) - Yahoo!ニュース

こういう実験というのは難しい。"ほめる"といってもいろいろやり方があるからだ。たとえば前に勤務していた会社の社長の話をしよう。

ある学会から親会社、私が働いていた会社のメンバー両方が表彰を受けた。社長はみんなを集め、その事実を伝えた。もちろん"ほめる"つもりだったのだろう。

誰かが"勝因は?"とか表彰を受けた男(私が働いていた会社の社員だ)に聞いた。すると社長(親会社から片道飛行で落ちてきた人だ)は横から



"○○(一緒に受賞した親会社の人間だ)が優秀だからだ"


と言った。さらに続けて自分が如何にその部下を指導したか。その結果部下がどれだけ成長したか。さらには自分が当時いかに苦労して実験を行ったかをとうとうと演説した。

もちろんこれも社長の主観では"ほめた"ことなのだろう。貴重な自分の苦労話を聞かせてやったんだから。

であるから前掲の記事を読むと

"悪いぐるーぷの上司はどのようにほめたか"

知りたくなるのだ。その結果として工夫度合が減少するくらいだからよっぽどすごいほめ方だったのではないか、と想像するのだが。