馬鹿にならなければサラリーマンは務まらない

2009-08-31 06:55

いきなり引用である。

社長ひとりで何でも決めている中小企業での話となるとこれは厄介だ。いかに仕事ができようと社長との折り合いが悪ければ、その社員は一生社内では浮かばれない。

via: 身勝手な上司がいる方によく効く『旧約聖書 ヨブ記』 ~ワンマン社長の本音はこれかも!:日経ビジネスオンライン

この記事では、ヨブ記においてきまぐれな神からヨブがいわれのない迫害を受け続けることが記されている。それでも信仰を失わないものだけが神の寵愛を受けることができるわけだ。

友達が働いていた会社では、定年間際に親会社から落ちてきた人が社長だった。社会人ならこの表現だけでその社長がどのような人間かわかると思う。結果として友達は職を変わり今のところまあなんとか働いているようだ。

最近学生さんと話をすることが多い。彼らに社会人生活で学んだことを尋ねられるのだが、まあ大抵の場合は聞いていない。(スヌーピーにも類似のネタがあった。90年の人生で学んだことは?という問いに対する答えは"その問いに対する答えを聞いてもらえたことがない"だとか)

このような上司のもとで身を保つためには、その上司の無能さが理解できないほど凡庸であり、それに加えて上司といえば無条件にしっぽを振るような性質を持っていることが第一。次にそれらを知りながら隠し通せるだけの力を持っているのが第二。

後者は実に難しいことだが歴史を紐解けば例はいくつか出てくる。彼らのふるまいから学ぶにはもう私も年をとりすぎたかな。。