iPhone/iPadアプリは、失敗したSherlockの後継者だった

2010-02-03 14:21

かつてMac os 9およびMac os XにSherlockというアプリがあった。

sherlock1.jpg

Spotlightの登場とともに静かに消えていったが、当時私は

"結構これはいいのではないか"

と考えていた。

そもそもSherlockとはなんだったのか?一番わかりやすい説明は、コンピュータ内のファイルを探すアプリケーションだった。しかし探すのはファイルだけにとどまらなかった。

画面の上をみるといろいろなアイコンが並んでいることがわかる。飛行機の時間、オンライン書店の本、インターネット検索、そのほかいろいろなものが検索できたのだ。

しかも

そのインタフェースはHTMLではなく、そこから抽出した情報をコンパクトに見せるアプリケーションのようなものだった。

今にして思えば、これはiPhone/iPadでアプリを立ち上げ、そこから情報を閲覧する行為にとてもよく似ていたのである。

私個人はこのSherlockに大きな可能性を感じていた。HTMLは便利ではあるが、ある程度タスクが限定される際には最適なインタフェースとは言えない。そうした場合ならアプリケーションのほうがいいのではないか。

そしてその夢は今iPhone/iPadで現実のものになろうとしている。いや、楽しい。

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最近Goromi-tubeをiphone/iPadにいれることを考えている。そのままではできないので

Playlistをどうやって作り上げるか

にフォーカスしようとかんがえる。あれこれ頭の中で思い浮かべた後、純正のYoutubeアプリを見る。実によくできていることに気がつく。こういうのは自分で考えてみないとわからないことだ。

文句を言うなら、あの画面の大きさ、指という太いデバイスを用いたインタフェースを考え出せばい。それができないなら標準の部品に戻るしかない。。とかいろいろ