目指すところはSF

2010-02-25 08:08

いや、もうつり気味に何を書いても誰も読んでいないことを確信しているので、書いてしまうのだ。

研究といってもいろいろな種類があることは承知している。その中で私が目指しているのは"SF"だ。

ここで私はSFという言葉をどのような意味で用いているか。

既存の科学法則、科学技術に最低限の反則を持ち込み、その上で何がおこるか、どのような世界が展開するかを記述する

というのをSFとよぼう。

私が作ろうとしているものもスタンスは同じだ。今ないものだから、それが存在していないのには理由がある。誰もが気がついていない、早い者勝ちというのは私が目指すところではない。そういうのは、スピード自慢のベンチャー会社に目指してもらえばよい。

システムを構成する技術に最小限の反則を持ち込む、つまりまだ一般に使用するには制限が多い(スケーラビリティ、保守性、その他において)技術を利用することで、どのような世界を開くことができるのか、それを示し、その開かれる世界が興味深いことが重要だと思うのだ。

もしその世界が興味深いものであるならば、その"反則"を取り除くにはどうすればいいか、という次の質問が提起されることになる。

その"反則を取り除く"というのは私にとって話の半分でしかない。その結果もたらされる"物語"が興味深くなければならないのだ。

などと何を書いているんだろうねえ。。