Facebook@Japanはキャズムを超えた(私の中では)

2011-08-12 06:55

ここひと月の間に、2回興味深い出会いがあった。Facebook上で旧友とコンタクトできたのだ。一人は中学3年の同級生。おそらくそれ以来会っていない。もう一人はおそらく20年ほど前出会った人だ。

実名制とか匿名性とかあれこれ議論はあるが、こういう出会があるとき、実名はいいなあと思う。女性は旧姓も(ある場合には)書いておいてくれると検索にひっかかりやすいかもしれん。ふたりともIT業界とは縁遠いところに住んでいる人だ。そういう人がFacebookを使うようになったのだあとしばし感慨にふける。

最近Google+も始めた。こちらはまだ2人しか知り合いがいない。考えて見ればFacebookも最初はこんなだった。今後どうなるかは神のみぞ知る処である。自分の中でどう使い分けるかもよくわかっていないし。少なくともGoogle+は奥様に見つかっていないし、見つかったとしてもサークル機能があるので家庭の愚痴はそちらに書くだろうけど。

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もうひとつのメジャーSNS Twitterであるが、こちらはROMモードに移行中。学会の時にはチャットシステムとして使うが情報の発信には使わないし、フォローする相手もどんどん減らしている。

2chでは「バカ発見器」と称されるメディアだが、実際そのとおりだ。自分の飲酒運転を平気で公言する人間の多さにも呆れるが、脊髄反射的な底の浅い言葉を聞いていると気が滅入ってくる。

先日「Twitterでやたらと人の行動をつぶやくことについて」疑問(というより抗議)を呈した人がいた。それに対して

むしろ、デジタルネイティブを相手にしているのであればツイーととかで自分の居所、行動が筒抜けになるというのが前提で行動すべきでは?

via: はてなブックマーク - ソーシャルメディアでつぶやく前に注意したいこと・・・ | IDEA*IDEA

と答えた人がおり、それなりに多くの賛同者を集めているようだ。
年寄りになると分かることだが、後で振り返ると恥ずかしいバズワードでレッテル貼りをし、それを自分の愚かさの言い訳に使う人はいつの世の中にも存在する。10年ちょっと前は「ニューエコノミー(笑)」だったし、その前にも気恥ずかしい言葉はいくつもあったのだろう。白黒映画をみるとよくでてくる。

同じくコメントしてあげられている

口が軽いやつは嫌われるね。

via: はてなブックマーク - ソーシャルメディアでつぶやく前に注意したいこと・・・ | IDEA*IDEA

というのは人間社会で普遍的な真理だ。「デジタルネイティブ(笑)」だろうがなんだろうが同じこと。