会社を首になること

2012-03-07 07:13

先日こんな記事を読んだ。

私事で恐縮だが先日僕は会社をクビになった。

申し込みの書類を受け付けたりする事務として12月1日から働き始めた。ひとまず3ヶ月のトライアル雇用ということで入社したが、3ヶ月待たずしてクビになったのだ。ウケる。

via: @nifty:デイリーポータルZ:僕がクビになった日

思い返せば、大学に入学するまでは連戦連勝だったなあ。。そこからは連敗が続いたわけだが。

この記事にはこんなブックマークコメントがついている。

一度ガチで首を宣告されてるので、読んでて胸が苦しくなった。広く伝えたいのは、会社を首になるから全てが終わるという事はなく、人生は続くということと、会社を首になるのは恥ずかしいことではないと言うこと。

via: はてなブックマーク - @nifty:デイリーポータルZ:僕がクビになった日

俺も「クビにすんならしろやwww」程度の厚顔無恥態度でいたらマジでクビになった。宣告されたときは割と大丈夫だったが、帰りの電車で一人で冷静になったら、想像以上にショックを受けてることに気付いて泣いた。

via: はてなブックマーク - @nifty:デイリーポータルZ:僕がクビになった日

私も「クビ」宣告を受けたことがあると思っている(どうも相手はそのつもりではなかったようだが)↑のブックマークコメントを読んでいると昔の記憶がよみがえる。相手がどんな人間であったとしても、働いていたのがどんな会社であってもこれはこたえる。

幸いにして、それから職を探し、今でもサラリーマンを続けているわけだが、自分があの経験から何かを学んだのかどうかはよくわからない。

ただし今はこのことは本当ではないかと思っている。

これまでの研究で「ほとんどの感情の変化は長続きしない」ということがわかったからです。宝くじにあたる幸運とか、下半身がマヒするなどの悲運に出会ったとしても、激しい感情の高まりはやがて蒸発していきます。感情は驚くべき速さでその事件が起こる以前の状態に戻って行くのです。

3:1 の法則 p138

その感情が長々と続くとすれば、それは自分がそうしているのだ。

心理学者はこのような思考形態を「反芻」と呼びます。ネガティブ思考とネガティブ感情が頭の中に繰り返し現れるのです。状況をあらゆる方向から見つめて、自分では「しっかり考えなくては」と思っていますが、実際には思考はどこにも向かいません。きりのない問いかけの轍にはまり込んで、打ちのめされて気力を失います。考えても、答えがみつかるどころか、自信がなくなっていきます。 このような思考はネガティビティの炎をかきたてます。「反芻」するときは、すべてをネガティビティの歪んだレンズを通してみるのです。ネガティブのやり方はアンフェアです。まっすぐに考えることも、広い視野でものをみることもさせません。 「人はネガティブ感情を持つと、わざわざ選んでネガティブ感情を呼び寄せる」ということが、研究の結果、明らかになっています。

3:1の法則 p233