ガラスマの詩

2012-07-24 06:55

先日下に引用した記事の英語版を見つけた。

次のグラフは1年前と現在の、各社の事業価値(推定)を比較したものである。

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[携帯通信端末業界の推定市場価値ー2011年6月(上)と2012年7月(下)]

via: サムスンとアップルの二強化、この1年でここまで進んだ ー Asymco - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

この「事業価値」というやつがよくわかっていない。のだが言いたいことはなんとなく理解できる。特徴的なのは

また、Androidのエコシステムで生じたほぼすべての価値がサムスン1社に集中している点も特筆に値する。

via: サムスンとアップルの二強化、この1年でここまで進んだ ー Asymco - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

世界的に見れば、Androidスマートフォンで利益を得ているのはサムソンだけなのだ。となると他の会社は何をやっているのだろうね。

冷静に考えてみれば、一機種にかけられる開発リソースは、iPhone, Galaxyと日本のガラスマでは対数規模で異なるのではなかろうか。それで「競争力のある製品を作れ」と言われているメーカーの中の人達には同情を禁じ得ない。

携帯電話から手を引いた時期と、現在の株価の相関係数とかとってみると興味深い結果が得られるかもしれん。(すっかり他人だよりモード)