iPhoneも線を伸ばすのか(多分そうではない,,)

2013-11-11 07:05

というわけで、先日かいたこのブログだが

スマートフォンの画面サイズはなんとなく大きくなってきた。その理由は誰にもわからない。ものすごい金をかけて調査をしてもいいのだが、言えることは

ただし、この調査自体は「現時点でのニーズ」であり、半年後、1年後のニーズも掘り起こせるわけではない。今後のニーズを見極めるためにも、現在、最も多く求められている画面サイズだけを用意するのではなく、少し先を見越した、幅広いラインアップを展開して様子をみている。

via: 5インチまではスマートフォン:多様化するディスプレイサイズ ドコモのスマホ戦略に迫る (2/2) - ITmedia Mobile

せいぜいこんなものである。結局将来に関しては「線をぐいっと引く」ことが必要なのだ。
しかし「今ある線をどんどん伸ばしていく」メンタリティの会社ではどんどんディスプレイが大きくなり、どんどん解像度が細かくなっていく。それは人間が認知できたり、使いやすい限界を超えていくのは避けようがない。

さて

iPhone6(仮称)はディスプレイが大きくなる、という噂が絶えない。メディアと受け取られないこともあるBloombergがこんな記事を載せたのだそうな。

Apple is planning to release two new iPhone models next year with curved displays. The two phones would have 4.7 inch and 5.5 inch displays respectively

via: Bloomberg: Apple to introduce larger, curved screen iPhones in Q3 2014, enhanced pressure sensors for later models | 9to5Mac

現在4インチのディスプレイをもつiPhoneだが、4.7, 5.5インチになる、しかも画面がカーブするのだそうな。

これだけ執拗に噂がでてくる、ということは事実の種があるのかもしれないし、全くないのかもしれない。

仮に「事実の種」があるとしてみよう。

その場合"Apple原理主義者"として思う(というより"願う")のはそれが単に「時代のトレンドだから線を伸ばしてみました」「ストレート液晶に行き詰まりを感じましたから曲げてみました」というものではないだろう、ということだ。

4.7インチは、仮に今のiPhoneをリムレス(縁をなくす)にすれば同じサイズで可能かもしれない。(例えばこんなデザイン)5.5インチのiPhoneとはどんな製品なのだろうか?そもそもそれはiPhoneと呼ばれるのだろうか?今のiPhoneとiPad miniの中間にあるそれはどのように使うものだろうか。

というわけで、不安半分期待半分で来年の9月(か10月)を待とうではないか。今頃Appleはその準備であれこれ大変な時期だろう。

サファイアグラスとLiquid metalを使い前面が全てガラスだけでできており、(つまり前から見た時、金属が一切見えない、ということ)Touch IDの丸いセンサーがその中に浮かんでいるようなものが、、できるんだろうか?

私は製品の製造、機構について全く知識がない。だからここから先は全く言及することができない。しばらくは無責任にいろいろ想像しよう。