iPhone6に関する様々な情報

2014-02-16 10:08

というわけでiPhone6である。私はiPhone4Sでとても幸せにくらしているが、それとは関係なく新しいiPhoneは毎年登場する。表のブログにも少しそのことは書いた。

iPhone5で大きくなった画面だが、iPhone6では再び大きくなることがほぼ確定事項として語られている。未だに私を困惑させるのは、大型画面が2種類のサイズで登場する、という噂だ。たとえば画面のサイズだけ今のiPhoneデザインにあてはめるとこんなようになる。

想像図

引用元:MacRumoros

こうなると5.5インチのiPhone6はiPad miniと区別がつかなくなってくるし、なんのために存在しているのかよくわからない。サムソンが切り開いた「ファブレット」なる名前をAppleが使うとは思えないし、これは一体なんなのだろう。iPad-mini-miniのような存在なのか、それともあくまでもiPhoneなのか。4.7inchとの差はなんなのか。

例えば「iPad-mini-miniはバッテリが24時間持ちます」とかだったら話はわかる。携帯性は劣るけど、丸一日バッテリが持つことでポケットにはいるiPhone6とは違う使い方ができる、とかそういうのであれば。

さて話しを戻そう。画面を大きくするためにはどうすればよいか。しかし一方でサイズを制約する要素が2つあり

・大画面すぎると親指が届かない

・大画面を搭載すると全体が大型化する

論理的かつ技術的に可能と思われるのは、ディスプレイ以外の領域をできるだけ少なくすることだ。

スクリーンの比率

引用元:9to5 mac

このように並べてみると、iPhoneはAndroidのスマートフォンと比べ、全体の中で画面の占める面積が少ないことに気がつく。

iOS7のデザイン指針に従えば、重要なのはコンテンツであり、他のコントロールはできるだけ少なくすべき、ということになりハードウェアの面で意味するのは

「全面ディスプレイ化」

となる。とはいえホームボタンとタッチIDをなくすことはおそらくできない。また耳に当てた時のスピーカーとフロントカメラもなくすことはできないだろう。

じゃあどうする?

一つの方法は、左右のベゼルと上下のエリアを極限まで小さくすることだ。LG G2は既にディスプレイの比率が72.2%になっているという。どんなにかっこいいのだろう、と見てみたがあまりかっこよくない。実は今のiPhone5のままでもなんとか4.7inch画面はおさまるのだが...

やっつけ

引用元:MacRumorsのイメージを元に合成

こんなんである。上部のスピーカーはなんとかなるだろうが下部のTouch IDがなんともならない。というわけでいくつかクレージーなideaを並べてみよう。

・ホームボタンを裏面に配置する。だってどっちにしたって持って使うんだから、裏でもいいじゃないか!

・ディスプレイを横からみたとき、上方向に湾曲させる。スピーカー、ホームボタンなどは、湾曲したディスプレイの上に配置する。

・全面ガラスのディスプレイにして、スピーカー、カメラ、ホームボタンはそこに穴を開けて配置する。アプリ製作者は、ホームボタンを避けてデザインしてね。

とか並べてみたところで、やはりうまくいきそうにない。結局は「偽物」と識別されたこの写真のような外観になるのではなかろうかな。

偽物iPhone6

しかしこれでも5.5inchの存在意義は謎のままである。さて、何かが判明するのは6月か9月か?