寡占業界のうれしさ

2014-09-18 07:17

独占企業は素敵だ。それが問題だというのなら、寡占もすばらしい。手に手をとって値上げすればどんどん利益が増えるぞ。

こちらのページを見ればわかる通り、(キャリアがなんとか割があります、とわけのわからない言葉を使おうが)最近各社がこぞって導入した「新おとくプラン」が3社そろっての値上げであることは明白だ。

最近通勤電車内にDocomoがたくさん広告を出している。家族でわけあえるからお得だ。25年以上Docomoを使っている人はお得だ。それを見るたびに「うげっ」となる。しかし話はこれだけでは止まらない。

◆「パケ死」オプションへの加入は携帯電話会社が望んでいる
一歩間違えればとんでもないことになりかねない「スピードモード」「快適モード」ですが、1つ留意しておくべきなのが、「ドコモやソフトバンクがユーザーに加入させることを望んでいる」という点。

via: 【パケ死注意】ドコモやソフトバンク、パケット代青天井の「スピードモード」「快適モード」加入を割引の条件にしていることが判明 | BUZZAP!(バザップ!)


いろいろなところで、キャリアに加入すると「2ヶ月目から解約してもらえばいいですから」をいっぱいつけられることは知っていた。しかしこんなのもあるとは。

きっとそれぞれの会社のどこかの部署では

「このオプションを強制した場合、2ヶ月目以降に解約を忘れる人間がX%いて、そのユーザからはこれだけの収益が見込める」

とか計算しているんだろうな。商売とはいえ、こういう計算を日々続けていると性格がおかしくなったりしないのだろうか。

とにかく最近の「3社そろって寡占業界!」の動きにはかなり辟易している。でもってあれですよ。多分Softbankのユーザは貢いだ金をアメリカの消費者に(しばらくの間は)還元させられることになるわけですよ。もうあれだ。がんばれ総務省。悪の枢軸を打ち破る事ができるのは君たちだけだ。(上から目線)