ダークマターの恐怖

2014-12-11 07:30

今日のは実話である。(ここに書いていることはいつもそうか)

2010年購入のMac Book Airを使っている。当時はお金があったので256GByteのSSDつきのものを買った。いつか読んだ言葉だが

「世の中には2種類の人間がいる。パソコンの記憶容量が足りないと悩んでいる人と、パソコンを使わない人だ」

というのが真理であり、いつのまにか残り容量が10GBを切る日が訪れた。

歴代のあれやこれやを全てメインのPCにおくのが私の主義だが、そうも言っていられない。あれをバックアップし、これをサーバーに移し、となんとかやりくりしてきた。幸いMacBookAirにはカードスロットがあるのでそこに128GByteのカードを追加し避難先に使うということまでやった。加えて開発用のXCode関連ファイルをそちらにうつし先日久しぶりに

「空容量:20GByte」

という文字を見、これでしばらく大丈夫だろうと思ったのである。ところが

先日使っていたところ「ハードディスクの残り容量はほとんど0です」(うろ覚え)といった恐ろしいメッセージがでた。おかしい。先日あんなに残りがあったはずなのに、と思う。しかしとにかくどうにかしなくてはならない。緊急事態なのでXCodeを消してしまう。これだけで数GByte空くはず。ゴミ箱を空にし空容量を確認。ほっと一息つく。そしてディスク容量の可視化ソフトDisk Inventory Xを使って容量を確認し始める。

ところがまたもや「残り容量0」の表示がでる。何かがおかしい。また何かファイルを消す。しばらく表示を見ていると、毎秒数十MBの速度で空容量が減っていく。ついには空きが0になりファイルが一切書き込めなくなった。

今までハードディスクのトラブルにみまわれたことは何度もある。いきなり「認識できません」といわれ青ざめたこともあり、ある意味心の準備はできている。しかしこの「増大し続ける容量」には正直いって恐怖を感じた。まるで密室に閉じ込められだんだん水位が上がっていくかのような恐怖だ。

きっと何かおかしなプロセスが走っているにちがいない。そう思い他のユーザでログインするが状況は変わらない。セーフモードで起動する(細かいことは知らないが、余計なことをしないで起動するらしい)が結果は変わらない。電源断、再起動もダメ。そのうちとうとうシステムが起動しなくなった。

と書いていて、これは本家サイトの方に書く内容だなと思い始めたので、とりあえずここまで。続きはいつか本家の方に書くだろう。