良い学校・良い会社・良い社員

2015-12-22 07:01

おそらく戦前は、学校を優等ででて士官学校を優等で卒業すればまわりから「前途有望な青年将校」ということでモテモテだったのだろう。

私の父は「金ぴか将校」が戦後職につけずリヤカーをひっぱっていた姿を見た最後の世代かもしれん。

こうしたことは「世の習い」とはいえいろいろな感慨を催させる。そして平成になってもそうしたことは繰り返される。

東芝は日本を代表する優良企業だった。
出身大学も旧帝大、早慶卒が多い。
がんばって勉強して就職、不味い社食に耐えながら、夜遅くまで仕事。
それでリストラされるんじゃたまったもんじゃないな。

引用元:追証のシャアさんはTwitterを使っています

日能研でよい成績をとり、一流中学に入学、地道に勉強して大学を卒業し東芝に就職。会社の言うことを真面目に受け取り、がりがり働いて「ご苦労様でした。さようなら」というプランについた名前が

題して「新生東芝アクションプラン」。どうしてこういうときに、大企業ってやつは実態と真逆の明るいタイトルをつけたがるんだろう

引用元:室町社長、不正会計の結果がリストラですか (2ページ目):日経ビジネスオンライン

大企業で、ある程度勤められるひとだったらこれくらいの「現実との乖離」とは折り合いをつけられるはず。とはいえ「回天」とか「剣作戦」とか「転進」とか「建武集団」とかまあこれは日本のお家芸というところか。

こうしたことはどの企業でも起こりうる。ちゃんとした仕事に心から打ち込んでいても、突然「さようなら」もあり得る。目を見開いて現実を認識し、その上で馬鹿げた夢を描く、というのは言葉にするのは簡単だがとても難しいことでもある。

ある漫画の台詞だが

「そいつの人生成功だったか失敗だったか決められるのは、そいつだけだ」

この言葉を思い出すことがよくある。他人の運命など気にかけている場合ではないと理解はしているが、少し気にかけるくらいはいいだろう。