2種類の単孔類

2015-12-04 07:08

私はなんとなく「iPhoneもUSB-TypeCになるんだよね」と思っていた。しかし例によってこれは間違っていたようだ。昨日この図を見た。


サイズ比較

引用元:9to5 Mac

つまりUSB-TypeCはデカすぎるのだ。Appleが廃止を検討していると噂されるヘッドフォンジャックと同じ大きさ。つまりそれを使う限りどうがんばってもiPhoneを現在より薄くすることはできない(こう書くと”いやユーザは薄さなんか求めていない。バッテリの持ちを.."という声が自動的に聞こえるが、そもそもAppleはユーザの声で製品を作る企業ではない)

考えてみれば、なぜ新しいApple TVのリモートコントロールにUSB Type-Cではなく,Lightningがついているか考えるべきだった。それは単に「今ライトニングのほうが普及しているよね」ではなく、そのほうが薄くできるからだった。

というわけで

私は認識を改めた。近い将来持ち運べるAppleの製品は2種類の単孔類になる。USB-TypeCとLightning。

今頃Android phoneのデザイナーは枕をかじって涙を流しているにちがいない。オーディオジャックを取り去りたい、とは誰もが考えていたところ。しかし誰もそれを言い出せない

「既存ユーザが離れるでしょ」

という声に逆らえない。それを切るという「蛮行」を行えるのはおそらく世界でAppleだけだ。

私はといえば

さすがに最近iPhone 4Sで困ることが増えてきた。iPhone7 plusまでがんばるつもりだったけどお金がない。もうiPhone6Cで我慢しようかなあ。でもきっとiPhone7は薄くてそれまでのiPhoneが

「レンガ」

みたいに感じると思うのだよなあ...と製品がでないうちからあれこれ悩むのもApple原理主義者の楽しみというものである。(負け惜しみ)