自家用車とどう向き合うか

2016-02-18 06:57

今の家に引っ越してから車を持っている。本当は持ちたくないがしょうがない。

とはいえ事故に関する恐怖はいつも私の頭の隅にある。自分たちが被害者になるのも恐ろしいが、同じくらい恐ろしいのは自分が加害者になる可能性だ。想像しただけで身の毛がよだつが、それは実際に起こりうること。

今使っている車は、あと数年で変えねばならんだろう。その場合何を買うかが問題になる。ハイブリッドは論外。高いし。お稽古事に通うため高速に乗る必要がある。それゆえ奥様は軽自動車に反対しているのだが、もうお稽古事は公共交通機関で行ってもらい軽自動車にしたい。どうせ近所をちょろちょろしているだけだし、維持費やすいし、止められる場所も増える。

でもって

前述の恐怖と向き合うために「安全装備」が充実した車にしたいわけだ。

自動ブレーキなど先進的な安全装置を搭載したクルマは、2017年から保険料が平均で10%程度安くなる見込みですが、自動ブレーキ搭載車は事故率が約6割も低いことが判明。なのに、なぜ1割引なのでしょうか。自動車保険は今後、大きな変化を迫られるかもしれません。

引用元:自動ブレーキで事故6割減 変化迫られる自動車保険 | 乗りものニュース

万が一のことを考えれば、アイサイトを搭載したスバルにするのもやむおえない、と考えたりもする。

少なくとも現時点では、各社の「自動ブレーキ機能」に大きな差がついているのが面白い。どうせシステムを提供しているのは部品メーカーなのに。もっと不思議なのは、高価な車より軽自動車の方が停止性能がよかったりすることだ。これは私が車を買い替える頃には変わってほしい。

でもって

もう一つ願っていることがある。このサービスの日本版がでることだ。

そこでWrapifyというスタートアップはカー・オーナーが維持費のいくぶんかをキャッシュで取り返せる方法を提案している。半年前に創立されたWrapifyは、車にペイントされるラップアップ広告を掲出したい広告主と車のオーナーを仲介することがビジネスだ。

引用元:ユーザーの愛車をまるごと広告スペースにするWrapifyが毎月100%で急成長中 | TechCrunch Japan

私にとって、車の外観は全く価値を持たない。であれば自由に広告でもなんでも使ってほしい。それでお金がもらえるなら万々歳。

日本だとあれだよ。個人と契約してカバンとかリュックに広告をつけるサービスがでてもいいと思う。通勤電車の中が色鮮やかな広告で飾られるわけ。効果測定には工夫が必要だが、車の外観と同じくらい自分の外観に気を使わない私にとって、「ちんどん屋」になって小銭を稼ぐことに何の抵抗もない。

今でも時々背中を丸めたおじさんが、看板をもって街角に立っているのを見つけることがある。いやそれ、私やりますから。なんなら広告のついた派手な帽子をかぶって毎日通勤してもいいです。

「君に頼むと、かえって広告主のイメージダウンにつながる」

と拒絶される可能性にふと思い当たったが、考えなかったことにする。