President of the United States

2016-05-31 06:49

合衆国大統領。この言葉がもつ意味は、おそらく今後1年で大きく変わる。

好ましい

引用元:日本経済新聞

そうか、クリントンがなんとなく気に入らない、と思っていたのは俺だけではなかったのだな。

自ら選んだこととはいえ、米国民は

「うんことゲロの選択」

を迫られる。そしてどちらが選出されようが今後最低4年間はどちらかの顔をテレビで見続けるわけだ。

Apple TVにトランプの顔が出るたび娘が

「消え失せろ!」

という。なんでオバマさんがやっちゃいけないの?と聞かれる。おそらくこの問いは世界中で何千回も発せられているに違いない。

早稲田大学社会科学部の有馬哲夫教授(メディア研究)は言う。

「オバマに突きつけたいのは、どうして原爆を落とさないで日本を降伏させる選択肢を取らなかったのか、ということ。その理由を説明する責任はあるでしょう」

引用元:得意の“謝罪要求”をしない朝日新聞 広島訪問でオバマ大統領がすべきこと (デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

オバマの広島での演説は見事だった。この大学教授のコメントとオバマのスピーチを比べると、テラフォーマーズとズートピアくらいの差がある。でもってその次の大統領がトランプかクリントンというのも歴史の皮肉というもの。

こうなったときのために、不動の官僚機構があると考えよう。わが国だって鳩山と菅が首相をやっても滅びなかったんだから。心配は合衆国大統領は日本の総理大臣とは比べものにならない権限を持っているということ。しかしここは彼らと彼女たちにがんばってもらわなくてはならない。それは文字どおり「世界を救う仕事」なのだ。

しかしあれだね。トランプの後では合衆国大統領が戦闘機にのって宇宙人をやっつける映画は作られないだろうな。