隕石が落ちる時

2016-08-08 06:40

私がここ十年くらいの間にやったゲームというのは二つしか無い。一つはスマホの上でナメタケを集めるもの。子供のリクエストにお答えしてしばらくはかなりがんばった。しかしあるところで

「これ以上はなんともならない」

ことがわかってやめた。もう一つがPokemon GOである。

アプリストアの腐海に沈むアプリばかり作っている身としては

「メジャーにならなければアンチすらわかない」

という言葉を繰り返したくなるほどPokemon GOに対する「もう飽きた」「下火になった」という言説は後を絶たない。こういう時にわかるのはその人間の本質である。

ポケモンGOは壮大な踏み絵で、新しすぎる概念が出たときに、その人間が否定から入るか、利用しようとするか、分析するか、改善しようとするかが可視化された。

引用元:Takayuki Fukatsuさんのツイート:

iPhoneが出た時もそうだったが、こういうものがでたときにどういう反応を示すかはその人の本質を表しているような気がする。前述のTweetにもさっそく「プゲラ」という反応がついていて微笑ましい。

新しい概念か?昔から同じようなアプリあったと思うが。。。ユーザー的にはMeet to Meみたいな感覚だろ(笑)

引用元:Takayuki Fukatsuさんのツイート:

うん。確かに全く新しくないねえ。iPhoneがでたときにも

「こんなのは全く新しく無い。タッチパネル搭載のケータイなんていくつもあり、失敗すると証明されている」

という言説をたくさん聞いたことを覚えている。

土曜日の朝6時に子供と近所のジムにいってジムバトルをやった。それから30分の間にそのジムのマスターは4回変わった。これはおどろくべきことだ。土曜日の7時にもなっていないのに、そこに少なくとも四人の人が物理的に移動してバトルをする、なんてのはこれまで考えられなかったことだ。

私は今採用面接とかをやる立場では無い。もしそうだったしたら「ポケモンGoについてどう思いますか」というのはとても意味がある質問だと思う。(笑)をつけて答えるような人間にはその時点で「ありがとうございました」を出すと思う。