三菱の歌

2016-09-01 06:54

三菱で働いたことがない人がどう感じるかはなんとなくわかる。

不正を正すための検査でも不正とか、どんなに贔屓目に見ても誠実さの欠片も感じられない体たらくでもうこれはだめだ。

引用元:たこたこたこま軒さんのツイート

三菱自動車が、燃費偽装を指摘された後の検査でも偽装が確認されたんだそうな。

 さらに、三菱自動車は問題発覚後、独自に再測定を行い結果を公表していたが、この再測定の方法も不正なやり方だったことが分かった。本来は、3往復走らせた値の平均値を出すところを、三菱自動車は最大で70往復以上走らせた上で、1番いい3回分の値を抽出し、平均値を出していたという。

引用元:三菱自・燃費偽装 発覚後の再測定も不正|日テレNEWS24

前に東芝の時書いたと思うが、不正を外部から指摘されたときまずおこる反応は

「じゃあどこまで嘘ついていいの?」

だ。つまり全部本当のことを言うなんて選択肢は最初からなくて

「大嘘はだめだ」

と言われたとしか思っていない。じゃあ次はこの線で、というのを暗黙のうちに読み取れるようでなければ三菱のサラリーマンとは言えない。

こういうのは「企業の文化」だからいかんともしがたい。文化とはなんだと言われれば「その集団で”あたりまえ”とされていることの集合体」と定義しよう。つまり三菱では嘘をつくことがあたりまえなので、嘘をつかないことこを非難され、もっとも上手に嘘をついたものが出世する。

国交省「三菱自動車、8車種がカタログ燃費下回った」
「スズキの26車種、カタログ燃費を上回った」

スズキ、もう不正ちゃうやん。

引用元:バンビーノさんのツイート

今頃三菱の担当者は国交省に毎日通い、罵声を浴びせられているんだろうな。車のユーザとして同情はしないが、サラリーマンとしては心から気の毒だと思う。

三菱商事出身の会長もそろそろ理解できるかな。反省文なんか書かせたってなにも変わらないんだよ。