この国はスクラップ・アンド・ビルドでやってきた

2016-09-16 07:09

シン・ゴジラという作品には人を語らせるものがある。それが作られた背景についても同様。企業のマネージメントはどうあるべきか。それをささえるITシステムはどうあるべきか。

私は和を以て尊しとなすこの国の思想が大好きだが、それが行き詰まる時がある。そこではゴジラが登場するしかない。織田信長だったり、原爆だったり。それがスクラップにした後、再び建設が始まる。

どうしようもない邦画の仕組みを壊すにはやはりゴジラが必要だったのだ。

自由度はとても重要な要素ですが、膨大な予算を預かる作品を撮る場合は、自由度を制限した中で制作する必要があります。庵野監督は、それをこじ開けようとするので、いかに怒られないように編集体制を整えるかを重視しました。同業者がうらやましがったのは、作業にあわせて体制を強化できる環境に対してのものだったのです。

佐藤氏 海外だとメジャーな編集フローではあるんですけどね。

引用元:「シン・ゴジラ」最大の課題は、総監督「庵野秀明」のこだわり--制作裏話を聞いた - (page 2) - CNET Japan

海外では当たり前に行なわれていることであっても、日本では様々な「しがらみ」から実行することができない。そこを通すには破壊的な人物がでてこなければならない。これは明らかな我が国の欠点。

海外ではゴジラなしで成し遂げらていることが、なぜ日本でできないのか。おそらくシン・ゴジラ制作の舞台裏だけで優に本が書けるとおもうし、誰かかいてほしい。