Make Some Noise

2017-01-16 06:53

先週の金曜日に久しぶりにPotatotipsというイベントで発表した。最近思うのだが時間制限が厳しいほうが、良いプレゼンテーションになる気がする。いいたいことが凝縮されるというかそうしないと時間オーバーするし。

発表の後は懇親会がある。だいたい私はそういう場所では「ぼっち」である。そりゃそうだわな。自分の顔を客観的にみれば「じいさん」でしかない。若者が発表しているところにいきなりそんなのがいるのだから。

でも

最近「ぼっち」を気にしなくなった。ピザと寿司を食べて周りの様子を見ているだけでも結構楽しい。その時は一人話しかけてくれてあれこれ話が弾んだ。

どんなノイズ(主張)?

 「自分たちがだれであるか。どんな人間になりたいのか。そういうこと。なりたい人間になるためには、他人を巻き込み、人に興味を持ってもらわないと」

引用元:asahi.com(朝日新聞社):「主張しよう」 19歳歌手 クリスタル・マイヤーズ - 音楽 - 映画・音楽・芸能

この19歳の女性が言ったセリフは、何度も形をかえて頭に蘇ってくる。私が根が引きこもりなので沈没している時期も多いが年取ってMake some noiseすることが増えて来た。沈没していてもわめいていても結果に大差はない。

相互協調性には2種類あることがわかった.何かの問題について手に手を携え一緒に問題を解決しようというポジティブ相互協調性と,波風立てずにやっていくというネガティブ相互協調性だ.後者はいわゆる「空気を読む人」で,いつもびくびくしている.
独立性にも2種類ある.「誰も私に構わないで」というネガティブインデペンデンスと「他者と積極的に関わり,自己主張に躊躇しない」ポジティブインデペンデンスだ.しかし本来ヒトは社会なしには生きていけないのでネガティブインデペンデンスは達成が難しい.独立独歩で生きるには他者との関わりは避けてはいられないのだ.
日米比較をすると,ネガティブ協調性が日本に多く,ポジティブ協調性がアメリカに多い.独立性は,ネガティブタイプには差がないが,ポジティブタイプはアメリカに多い.要するに日本では他者との摩擦のコストが高いので,「自己主張をせず,関わりを避けようとする」傾向が強くなるのだろう.

引用元:書評 「きずなと思いやりが日本をダメにする」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

今朝目にしたこの"Positive Independence"が今頭に残っている。どうせ誰も人の話なんて聞いていないんだから、迷惑にならない範囲で

「俺はこう思うんだ」

というのをどんどん主張しようと思う。そう考えるとあれだよね。5分間のライトニングトークというのは誠に適切で、全くバカなことを言ってしまっても相手に与えるダメージは5分だけ。それくらいなら腹を切って詫びなくても許されるだろう。お腹切ると痛いし。

このブログに書いていることもその類か。嫌な人は読まなければよいし、などと書くと有名な人は叩かれるが、これくらいのブログならそもそも叩こうという人もいない。

というわけで3月にもう一度ライトニングトークに応募するつもりである。これからしばらく「ぎゃーぎゃーわめく」フェーズにしよう。