ある女性の訃報

2017-07-25 07:33

今朝こんな記事を読んだ。

ダイアナ元妃がフランスのパリで事故死したのは1997年8月31日。英スコットランドのバルモラル城にいた王子2人が母と電話で話をしたのは、そのわずか数時間前だった。

引用元:CNN.co.jp : ダイアナ元妃死去から20年、王子2人が振り返る最後の会話 - (1/3)

あれから20年か(正確には19年と11ヶ月だが)。このニュースを聞いた時自分がどこにいたかを覚えている。週末で一人ドライブ旅行にでていた(Wao!独身だねえ)どこかのモーテルに入りTVをつけたらこのニュースが流れていた。

その時の私は、勤務していた会社から「3年アメリカ勤務(多分もっと長く)」と言われ、初めて会社を辞めることを決断した時だった。

20年前と言われると、もっと長かったような気がする。いろいろあったがなんとか生き延びているからいいとしよう。

振り返って思うことだが、「社会人のキャリア」というものは偶然だけで出来上がっている。当時まさか自分が20年後このような会社でこんな仕事をしているとは夢にも思っていなかった。

今朝もう一つ記事を見つけた。人類の月着陸は当時の幼かった私でもなんとなく覚えているほど大きなイベントだった。着陸船とアポロ11号のプラモデルを作ったことを覚えている。しかしその結果も偶然によるものだった。月に着陸を試みた二人が死亡した場合のスピーチも用意されていたのだ。

Fate has ordained that the men who went to the moon to explore in peace will stay on the moon to rest in peace.

These brave men, Neil Armstrong and Edwin Aldrin, know that there is no hope for their recovery. But they also know that there is hope for mankind in their sacrifice.

引用元:Nixon would have read this speech if NASA's Apollo 11 astronauts died - Business Insider

人智を尽くしても、天命がどちらに転ぶかは誰にもわからない。一つだけ確かなことはこれからもそれが続く、ということ。サイコロころころ。