失敗を恐れるなというけれど

2018-01-11 07:19

免責事項:このブログの内容は私が雇用契約を結んでいる企業の見解ならびにその中で起こっていることは何の関連もありません。ないったらないんです。

ビジネス関連でこうした言説を目にすることは多い。

もっと多くの間違いを犯そう、もっと多くの失敗を歓迎しよう――。

 成功しているビジネスリーダーの間で、みずからの会社と従業員にこう訴える人が、にわかに増えている。なぜだろうか。

引用元:コカ・コーラ、ネットフリックス、アマゾン……成功企業のリーダーが失敗を奨励する理由 | HBR.ORG翻訳マネジメント記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

失敗を歓迎。それはいい言葉だ。問題は

「じゃあ、その評価はどうなるの。来年の給料が下がらないという保証があるの?」

である。

そりゃ経営者は部下が失敗をして「よく失敗してくれた。ここから重要な教訓を次に活かすように」と言えばいいけど、来年の人事評価はどうなるんでしょうかね。そもそも首はつながっているんでしょうか?

こうした言説は「そもそも失敗にも種類がある」ということを無意識か意識的にかわからないが省いている。正しく失敗すること。成功確率が50%であり、外部環境によって成功が左右される場合失敗は避けられない。こうした場合は仮に失敗したとしても人事評価にマイナス点をつけない。逆にろくに調査もせず、開発管理(すなわち自社の努力によってコントロール可能な分野)もデタラメで、案の定プロジェクトは失敗。こうした場合には容赦なく減点する。

つまり「失敗を許容する」というのであれば

「はい、KPI達成できなかっからマイナス評価ね」

という...な人事評価の仕組みを変える必要があるのだが、

「どんどん失敗しろ」

という人間ははたしてそれが理解できているんだろうかね。