会社におけるキラキラワード

2018-04-10 07:14

多分誰かがもっとまともな言葉を発明しようとしているのだろうけど、「これがでてきたら要注意」という言葉がいくつか企業には存在する。

そのまま進むと空中分解必至の、課題の深掘りが必要な要注意ワードは、「ダイバーシティ」「女性活躍」「イノベーション」「リーダー人材」「変革人材」「組織の風通し」などだ。

引用元:日本企業はなぜ変われないのか 組織変革実践法7つのステップ | DHBR最新号から|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

これらの言葉にはいくつか共通する特徴がある

・聞こえがいい

・なんとなく世間で良いこととされている

・しかしそれが何を意味するのか誰も考えていない

つまり同床異夢の人間達にかけた羽毛布団のようなものである。ふわふわして高級そう。その下にいる人間がすべてそれでまとまっているように見えて、考えていることは全くの別物。

うん。いいなこの「羽毛布団」という言葉。さっそく商標登録をしよう。

さて

考えてみればこの時期卒業式と入学式で述べられるほとんどの言葉もこの羽毛布団である。ご卒業おめでとう、ご入学おめでとうと耳にタコができるほど言われるが、言われた方は全くそんなことは考えていない。言った方も対してそんなことはおもっちゃいない。とにかく布団を被せて豪華そうにみせているだけ。

実は私はもう一つここに付け加えるべき「羽毛布団ワード」を持っているが、それをここで書くのは危険すぎるのだった。