50歳過ぎたら同窓会

2018-05-31 07:20

多分40過ぎてから高校の同期で集まるようになった。かなりの確信を持って言えるのだが、私は在校時代より、今のほうが高校の知り合い多いと思う。

五年に一度は、正月名古屋で同期会が行われる。その時しか会わない友達もいるのだが、これが楽しい。経産省に務めている友達に

「シン・ゴジラってリアル?」

と聞いたり。高校時代実はこんなことがあったのですよとか今にして驚愕するような話も多い。いや、基本的に男女の色恋沙汰なのだけどね。私なんにもしらなかったもんな。

などと言えるのは多分私が幸運に恵まれているからだ。世の中にはこんなことを公衆の面前で説く人もいる。

同窓会に行けば、たいてい病気と薬と副作用の話、そして昔話で会場が埋め尽くされる。

 「最近、手術をしたんだよ」「オレはこの前、具合が悪くて病院に行ってきた」「こういう薬を飲んでいるんだ」「その薬は副作用があるみたいだぞ」ーー。こんな会話が延々と続いている。もう勘弁してほしい、というくらいだ。

 別のグループでは、「最近、墓を買ってさ」「昔は楽しかったな」「お前、彼女とつき合っていただろう?」などといった話をしている。

引用元:50歳を過ぎたら同窓会に出席してはいけない(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

まあ確かにそんな同窓会なら行きたくなるのもわかる。とはいえ、わかることは「50過ぎたら(誰も)同窓会に行ってはならない」ではなく「50歳すぎてから(私は)同窓会がつまらなくなった」である。この自分をもって世間を一般化する無邪気な(表現に気を使っています)態度はどこからくるのだろう。その謎は文章の最後で解けた。

江口 克彦 :故・松下幸之助側近

引用元:50歳を過ぎたら同窓会に出席してはいけない(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

そりゃいまだにこんな肩書き名乗っている人間には、誰も近づきたくないわな。俺も誰かの側近とか名乗ってみようかな。

そりゃ切実な問題だから病気も親の話もでるけどさ。それよりは高校時代から中身が全く進歩していないことを確認する方が面白い。

次の名古屋での同期会は私が58歳になったとき。どうだろうね。流石にみなくたびれてくるのか、相変わらずバカなのか。その時を楽しみにしていよう。