悟りを開こう

2018-06-07 07:15

メアリーミーカーという人にのインターネット・トレンドレポートが発表された。社内の勉強会のようなものでその内容を要約します!と宣言してしまったのであれこれ読んでいる。

今年の一番のトピックは、去年まで「ああ、中国も急速にのびてるね」だったのが、今年は先進事例として中国のサービスがいくつかとりあげられていること。つまり「将来有望な新人」から「有力者」扱いになった。藤井4段と藤井7段みたいなものだ。

この間日本はいったい何をしていたのだろう。そう考えると気が滅入る。

ビリビリ動画

クールジャパンとか寝言を言っているうちに、日本のニコニコ動画をぱくった中国のビリビリ動画はNasdaqに上場した。このいかにも「日本のアニメ的」な写真は、日本のものではない。中国のものなのだ。

この間日本はいったい何をしていたのだろう。

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などと考えていると厭世的になる。ので今日は今朝みつけた話題を二つ紹介する。

Canadaはこうだよ、というネタを何度かみかけたことがある。そこにはたいてい"I'm sorry"というものがでてくる。それを知っていても知らなくてもこの二人のやり取りは(もちろん無事だったか言えることだが)みていて心が和む。こうありたいものだ。

もう一つ心が和むネタを。

plaentNine

「傾いた軌道が暗示するプラネット・ナインの存在」についての図。新たに発見された天体は、冥王星より遠い地点にある巨大な惑星の存在を示唆している。(1)太陽系の惑星はほぼ例外なく、同じ次元上に位置している。(2)新たに見つかった天体「2015 BP519」の軌道は、太陽系の次元に対し54度傾いている。(3)2015 BP519の奇妙な軌道を説明づけるには、地球の10倍の質量を持つ惑星、プラネット・ナインが存在するという仮説を受け入れるしかない。IMAGE COURTESY OF LUCY READING-IKKANDA/QUANTA MAGAZINE

引用元:太陽系に未知の惑星「プラネット・ナイン」が存在する? 相次いで公表された“証拠”の真偽|WIRED.jp

冥王星が惑星じゃなくなったから、Planet Nineなのだな。でも子供の頃を思い出し「第10惑星」と呼ぼう。

冥王星は年とともにだんだん小さくなり、しまいには惑星とは呼ばれなくなった。結局準惑星ならいっぱいあるよね。いや、そんなことはどうでもいいんだ。俺が見たかったのは立派な「第10惑星」なんだ。

いつかのWWDCでお昼の公演で聞いたCaltechの教授の説。それが正しいかもしれない。私の脳が活動を停止するまでに第10惑星がみつかるかもしれない。惑星Toyotaの崩壊より、私はそちらが見たい。

そのためにはもうちょっとがんばらないとね。