大阪を超えるには

2018-06-19 06:58

昨日の朝、私は瀬戸内海に浮かぶ「うさぎ島」にいた。誰かが地震が起こったようだと言う。間も無く被害の状況がわかってくる。

これはまずい。私は船にのり忠海というところに戻る。そこから呉線だがここで問題が。西にいくか東にいくか。もちろん家に近いのは東なのだが、果たしてそこから大阪を超えることができるだろうか。西に行き、飛行機にのるべきではないか。乗り換え検索をすると、電車には全て警告マークがついている。

しかし飛行機高いしなあ。と思っている間に東向きの列車にのる。三原につくと駅員さんが「ちょっと遅れてますが、上り新幹線動いてます」という。半信半疑でこだま号に乗る。本来のぞみに乗り換える福山で降りたのは後から考えて失敗だった。

ここで予約済みの電車を待とう、とのんびりしていたが、あることに気がつく。そもそも「のぞみ」がこないのだ。そりゃそうだ。だって、のぞみは折り返し運転だから、下りが博多に到達しないことにはなんともならない(多分)そのことに気がついて初めて乗る「さくら」というものにのる。

それから何度も止まりながら新大阪に着く。やれ、ここまでくれば一安心。一時は三原から夜行バスに乗ろうかと思ったが。

というのが昨日起こったこと。2011.3.11の時は自分のことで精一杯だったが、おそらく「関東を超えられない」と困っていた人もいたのだろうな。