海外展開の難しさ

2018-07-24 06:58

少し前のことだが、San Fransisco空港のそこかしこにGREEの広告があった。当時彼らは「日本は制覇した。今度は海外だ!」と意気込んでいたのだろう。

このように「海外進出」はとても難しい。国内で無敵とも思える会社が海外に行き手も足も出ず帰ってくる、という光景はなんども目にした。そしてそれは我が国の特技というわけでもない。

Ofo laid off the majority of its workforce in the U.S. on Wednesday as the Chinese bike-share company began to withdraw from several markets.

引用元:Chinese Bike-Share Startup Ofo Lays Off Majority Of U.S. Staff As It Scales Back Global Ambitions

このOfoというのは、中国でものすごい成功を納めたレンタル自転車企業である。その成功はすさまじく、全世界に置けるレンタル自転車市場において、中国が2年でものすごい割合を占めるにいたった原動力となった。

しかし

残念ながらアメリカではそうはいかなかったようだ。アメリカの社員を解雇し、サービスを停止し始めているとのこと。ここのところ

「中国のスタートアップすごい!」

という話ばかり読んでいたのでこういうニュースを聞くと「難しいものは難しい」とほっとする。