USA

2019-01-22 07:32

先日みかけた文章

Either the president is compromised by the Russian government and has been working covertly to cooperate with Vladimir Putin after Russia helped win him the 2016 election — or Trump will go down in history as the world’s most famous “useful idiot,” as communists used to call those who could be co-opted to the cause without realizing it.

引用元:Daring Fireball: Garrett Graff: 'Trump Must Be a Russian Agent; the Alternative Is Too Awful'

簡単に訳すと、現時点で可能性は二つしかない。一つは合衆国大統領がプーチンのいいなりになっている、というものでもう一つは合衆国大統領が歴史上最大の「役に立つバカ」というものだ。

他国から支援を受け合衆国大統領に就任することが何を意味するのか理解できない人間を、アメリカの国民は「民主的な手続き」で大統領に選んでしまった。これは恐るべきことだ。そして多くの米国国民はいまだにトランプを支持している。

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目を西に向ければ韓国は自衛隊機に向かって射撃用レーダーを照射した件に関して「子供の言い訳」を繰り返している。その内容には言及する価値すらない。それは韓国政府の体質だから驚くには当たらない。日本だって鳩山とか菅が首相の時は同レベルかもっととんでもない発言を連発していたのだ。

驚くのはそこではない。韓国国民の大多数はそれを支持している、という事実だ。なぜかというと常に悪いのは日本だから。

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この東西二つの実例は「客観的事実」の持つ意味について私を深く考えさせる。実のところ「事実」にはなんの意味もない。トランプがどんな嘘をつこうと、事実をごまかそうと、韓国政府が哀れとか言いようのないコメントを発表しようと国民の支持は揺るがない。なぜか。彼らが国民の「感情」を掴む術を心得ているからだ。

民主主義というのは、こうした「感情を操ろうとする政治家」を集合知は検知し排除できる、という前提のもとに成り立っている。果たしてその前提は正しいのだろうか。