IT業界に巣食う山師列伝

2019-02-06 07:20

日本のIT関連業界にはメディア露出が大好きな山師がたくさんいる。頓知ドットとかテレパシーの井口尊仁氏がそうだし、この人もなかなかもののだ。

ヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」の開発に携わったことで知られるGROOVE Xの林要が、“家族型”を謳う新しいロボット「LOVOT(ラボット)」を発表した。まるで生命が宿ったかのように生き生きと動くLOVOTは、「役に立たない、でも愛着がある」というコンセプトでつくられた。ヒト型ではなく、既存のどんな生物にも似ておらず、しかも便利なわけでもないロボット──。こうした発想は、なぜ生まれたのか?

引用元:インタヴュー:LOVOTをつくった林要が考える、ロボットの「新しい宿命」|WIRED.jp

こうした発想はなぜ生まれたのか?山師だからです。というかそんな発想は何十年も前から存在しており、製品も山のようにある。時を同じくしてアメリカではそうした方向で2社のベンチャーが活動を停止した。

KuriとJiboはできることが少なかった。Kuriは確かにかわいかったが、できることといえば動き回って人間と少し交流することだけだった。Jiboは天気予報を教えたりアラームをセットしたりしてくれるが、カウンターの上から動かず、実質的には「Alexaの賢さに遠く及ばないが900ドルもするパーソナルアシスタント」となってしまっていた。

家庭用ロボットに本当に期待されていることは、「さまざまな作業をこなす器用さ」と「動作」である。それは同時に、AIアシスタントとの差異化要因でもある。

引用元:SFに登場する「お手伝いロボット」はどこに? 期待と現実の間で板挟みになる家庭用ロボット|WIRED.jp

工夫なしに突撃しても、玉砕に終わると知られていながらそこに何の工夫のなしに何度も突撃する。これは帝国陸軍の十八番だが、その伝統は我が国に脈々と受け継がれている。それをメディアが称揚するのも伝統の一部か。何が玉砕だ。そんなものただの「無益な全滅」だ。

このWiredの記事が「有料広告」ではないことに絶望を覚える。こんな記事書いて楽しいか?売れるから書くのか?