メディアの闇

2019-06-26 07:59

我々の知らない大きな力が働く、なんてのは安物の映画にあるパターンだが、あながちフィクションではないと思わされることがある。最近吉本の芸人が振り込め詐欺グループ相手に商売をしたことが話題になっている。

吉本興業は闇営業に関わっていた芸人から事情聴取して、金を受け取っていた事実を早い段階で知っていた。それでも隠蔽し続けた結果がこのザマです

引用元:猫組長さんのツイート

そしてこれもいつものことだが、なかったことにしようとする見苦しい工作と、それが破綻して謝罪に追い込まれる。これは理解できる。
理解できないのは、再び巨人軍の監督に収まっているこの人だ。

週刊文春は平成24年6~7月、原監督が過去の女性問題に絡み元暴力団組員に1億円を支払ったとする記事を掲載。暴力団組員と知って金を渡した場合は野球協約違反となるが、巨人側が記者会見で「反社会的勢力ではない」と嘘をついたとも指摘した。

 1審東京地裁は「恐喝した者を一般的に反社会的勢力と考えるのは妥当。取材を通じ、巨人も同様の認識だったと信じるには相当な理由があった」と請求を棄却。2審も「巨人側は会見時、反社会的勢力であることを把握していたが虚偽の説明をした」として巨人の控訴を退けた。

引用元:巨人・原辰徳前監督の女性問題報道、文春の勝訴確定 - 産経ニュース

こうした隠蔽、うやむや工作が吉本興業では失敗し、なぜ読売巨人軍では成功するのかが理解できない。