個人情報を保護しよう

2019-10-30 07:32

情報関連の仕事をしていると、個人情報というものに向き合わざるを得ない。なんだかわからないが、とにかく保護するのだ。

しかし、とふと考える。ハガキというやつがある。住所と名前、裏にはいろいろなことがかいてある。あれは個人情報の山ではないか。しかも誰にでも読めるような形で流通しているのだ。なぜこんなことを言い出したか。

宅配便の送り状に記入されている名前、住所などの情報から、宅配便スタッフなどが犯罪を犯す事件も報道されており、各宅配便企業は送り状にQRコードしか表示しないようにし始めている。このQRコードは暗号化されており、専用端末でなければ解読することができない。そして、どの端末がいつQRコードを読み取ったかはすべて記録される。個人用郵便コードが利用できるようになれば、宅配荷物にはQRコードをひとつつければいいようになる。

引用元:郵便番号の廃止も検討。住所ではなく個人を示す番号体系に - 中華IT最新事情

最近の最新事例のならいとして、これは中国での話である。しかし日本でもこうなってもおかしくない。複写式伝票にぎりぎり書くのはやめて、スマホで住所入力、QRコードを発行してはいおしまい。そうならないのが考えてみれば不思議だ。

そうすれば、「住所と氏名」という大切な個人情報も保護される。日本の流通業でこれをやろうとしているところはあるんだろうかね。