WeWorkの歌

2019-10-08 07:26

WeWorkというレンタルオフィス、シェアオフィスの会社がある。少し前までは「急成長ですごい」ということになっていた。

何度か展示会でブースにいった。無料見学券ももらったが結局いかなかった。だってむちゃくちゃ高いんだもん。おまけに、結局何がいいのかわからないし。

多分そう思っていた人は私だけではなかったのだと思う。結局彼らの繁栄は虚構だった。

入社1週目でパーティー文化を体験したある女性従業員はこう語った。
「最初に参加した本社でのミーティングで、テキーラをショットで回し飲みするシーンがあって。なんて素敵な会社だろう!って思いました」
しかし、彼女がうんざりさせられるまでにそう時間はかからなかった。コワーキングで行われるイベントのたびに、酔っ払った入居者たちが彼女の尻をつかんだり、ゲロを吐いた酔っぱらいの後始末を彼女やチームの仲間が押しつけられたり、最悪の経験をしたからだ。

引用元:性差別、人種差別、サウジ王族との密会…まだまだ出てくるWeWork従業員「衝撃の新証言」【後編】 | BUSINESS INSIDER JAPAN

パーティーというものには常に危うさがつきまとっている。一時シェアハウスについて調べたことがあるのだが、定期的に行われるパーティーが素晴らしいと言う人もいれば、それが嫌だ、と言う人もいる。しかしweworkの場合はそれが度を越していたのだな。

こうしてWeWorkはかつてのUberのような企業だったということに、私の中ではなっている。UberがCEOを取り替えてまだ存続しているように、weWorkも存続しつづけるかもしれないし、しないかもしれない。今後もこういう企業がでてきてもてはやされることもあるだろうから、この企業のことは頭の片隅に置いておこう。