スピードを捨てて得られるもの

2020-01-29 07:22

中国の大規模マンションでは、内部を無人運転車が巡回し始めているのだそうな。

そこで、実地常春藤では、自動運転の巡回バスを導入した。実地が自社開発をしたhachi auto無人運転通勤車だ。6人乗りの小さなバスだが、マンション内を巡回する。マンション内という閉鎖区間内の運転なので、安全も確保しやすく、運行免許などの取得もしやすい。

引用元:大規模マンション内を走る自動運転バス。広州市のマンションで初めて採用 - 中華IT最新事情

思うに「自動車」が「速さ」を捨てると、得られるものはとても多いのではなかろうか。自動運転が可能になるかどうかはそれでもわからないが、負担は大幅に減るだろう。

だいぶ前に書いたことがあるように思うが、市街地を居住区とそれ以外にわけ、居住区では最高時速20km以上にできないように制限をかける、というのは悪くないアイディアだと思っている。それだけで普段の生活はとても安全になるはずだし、自動運転の可能性も見えてくる。

思うに

自動車というのものは、年が出来上がる前にとにかく作られてしまったから今のような仕組みになっているが、仮に今から設計するとすれば全く別物になるのではなかろうか。私はその姿が見てみたいと思う。