日本の就職活動

2020-03-31 08:43

シューカツというらしい。私はやったことがない。一度面接に行っただけだ。

さていきなり引用である。

Nancy Wang has been a hiring manager at both Google and Amazon, two companies that get their pick of the best and brightest candidates in tech.
She says the most desirable candidates — and the ones who ultimately make the cut — are naturally curious people who like solving problems and can learn as they go.
Wang has also figured out how to quickly identify candidates who probably won't work out: They're know-it-alls who can't admit when they're wrong and what they don't know.

引用元:A hiring manager for Google and Amazon says she's wary of this trait - Business Insider

GoogleとAmazonで採用担当をやった人の意見。望ましい候補者は、好奇心に溢れ問題解決が好きで、その過程において学べる人だ、と。

逆にダメな人は、「なんでも知ってます」という態度で、自分の過ち、自分の無知を認められない人だという。

こういう記事には注意しなければならない。そもそもGoogleとAmazonに応募して書類を通っている時点で優秀な人間なのである。そこを忘れはならない。

しかし

思うのだ。「なんでも知ってます」という態度でハキハキと意味不明のことをしゃべりまくる人間がたくさんいる会社と昔つきあったことがある。間違いを指摘しても簡単に認めず、さらにだらだら喋りまくる。そんな人間で満ち溢れている会社と。

この記事を読んで思う。あれは日本の就職活動の過ちではなかろうか。そういう人間ばかりということは、その企業がそうした人間ばかり採用しているということである。そして「技術的なことは知りませんけど、人を評価するプロです」の人事部の人間が評価すれば、そういう人間に高得点を与えるのではないか。元気がよく、自分の意見を明確に主張できるからだ。言っている内容は90%デタラメだけどね。