人類の未来

2020-09-01 06:57

学者や識者やTVにでてくる怪しげな「コメンテンター」が人類の未来について何を語ろうが、「そうっすねー」と薄笑いで対応するのが正しい。なぜか。私は年寄りだから彼らがどれほど未来を予想できないか身を持って知っているからだ。

私が子供の頃は「人口爆発が大変だ!」と繰り返し警告されていた。かのアイザック・アシモフも「誰か聞いているかい!」と幾度もエッセイを描いていたような気がする。ガンダム(私にとっては1979年に放映されたものだが)の冒頭の台詞は「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。」だった。

しかし

どうやら人類は近い将来消滅する運命にあるようだ。多くの「識者」が予想したとおり人口爆発、環境汚染、資源の使い果たし、核戦争、テロ、天体の衝突、地球規模の天変地異によるのではなく。

出生率の低下により、世界の人口は2064年にピーク(約97億人)を迎えた後、今世紀末には約88億人にまで減少するという予測を、米ワシントン大学の研究チームが発表した。

引用元:世界の出生率、驚異的な低下 23カ国で今世紀末までに人口半減=米大学予測 - BBCニュース

人口は「平和と繁栄につつまれて」減っていく。人類は勝手に絶滅するのだ。文明が進み、晩婚化と少子化が進むことによって。

この問題を解決することは今のところ誰にもできない。どの国も問題に直面していながら解決に成功していない。多分

「人権の大幅な制限」

を行えば問題は解決する。人間にその選択肢がとれるかどうかはその時になってみないとわからない。多分私はその頃生きていないからまあどうでもいいや。