JavaDiary-サイトの引越し Part1

五郎の入り口に戻る

目次

さて、読み返して見て自分がgozenの途中まであれこれ書いていたことを知る。今から5年前のことだ。それくらいこのJavadiaryはご無沙汰だったのだが、またもや書かなければならない事象が発生した。

この文章を書いている今、サイトはさくらのレンタルサーバー上においてある。otsubo.infoのドメインは最初さくらで契約していたのだが、「初年度は安いですよ」の「お名前.com」に乗り換えた。読み返して知ったのだが、この形態にしたのは2004年だったのだな。かれこれ13年前である。(そんなに時間が経ったのだ)


13年もたてば赤ん坊も中学生になる。そしてあれこれの環境も変わる。13年前には想像もつなかったことだが、今やAmazon web serviceというものを抜きにしてはweb関連の技術を語ることができない。それくらい普及している。最初は「ネット経由でサーバーを提供する?Amazon変なこと始めたなあ」と思ったものだが。

そうしたご時世に普通のサーバーにFTPでファイルを転送していていいのだろうか?そんな疑問が少し前から頭に宿り始めた。調べて見るとAmazonにはS3というものがあり、htmlファイルだけならそこにおいておけばwebとして公開できるらしい。一度ブログでMovable typeというものを使い、やれサポートがどうの、やれセキュリティがどうのということに飽き飽きしてから、素のhtmlとcssしか使わないようにしている。(一時さくらのサーバーをアップグレードして、WordPressを使おうかとまで思ったところで目が覚めた。これは泥沼だ。)このページに関してもモバイルフレンドリーではない、というGoogle先生のお告げと戦ったり、とかいろいろあるのだが、そこは今書こうとしている内容ではない。

とにかく

そろそろ脱さくらインターネットを進めるべきではないか?そう思ってあれこれ調べる。さくらのサーバもちゃんと営業努力はしており、価格そのままでハードディスクの容量がどんどん大きくなる。それはありがたいのだが、なんというかねえ。私はミーハーなのだ。さくらのサーバーに依存しているのは、このサイトと@otsubo.infoのメールアドレス。とはいっても、しばらく前から私のメール管理は基本的にgmailに集約しており、自分の@otsubo.infoのアドレスは単に目印として存在しているに過ぎない。とはいえ、@otsubo.infoにきたメールはさくらサーバー上の設定でgmailに飛ばしているのだ。この設定をどうすればいいのだろう。

あれこれ調べる。独自ドメインでgmailを使うためには月490円払って、、とかいろいろな情報はあるが、私は貧乏である。支出をこれ以上増やすのは避けたい。となると結局どこかでメールサービスだけは契約しなければならんのか。ふとさくらのトップページを見ると「さくらメール」とかそんなサービスがあることを知る。月九十円弱で、メールサービができるらしい。そうかこれ使えばいいのか。でもなあ、それじゃ結局さくら依存が残ってしまう。サイトをAWSに移すなら、同じAWS上でメールサービスができないものか。調べれば方法はあるようだが、面倒だ。面倒でも一旦設定すれば13年にわたって動いてくれればいいのだが、絶対にそんなことはない。何かあるに決まっている。その時メールが不通になるのは困る。
ところが
ひょんなところから、お名前.comの機能に「メール転送」なるものがあることを知る。管理しているドメインに来たメールを、指定のアドレスに転送することができるらしい。これがあれば万事解決。よしさっそくやってみよう、と設定する。ちなみに老眼が進んだせいで私は以前にも増して細かい文字を読まないようになっている。そしてそれがどんな結果を招くはこの時は理解していなかった。

メールの送信をしてみる。するとちゃんと@otsubo.infoのアドレスで受け取れる。おそるおそる、さくらに設定していた「転送処理」を削除してみる。それでも受け取れる。どうやら動いているようだ。私は満足にひたる。これで長年の懸念事項、サイトのAWS移行が可能になる。今@otsubo.infoを使っているのは私と奥さんだけ。奥さんのアドレスさえなんとかすれば万事解決。
その設定をしたのが12/27,翌日は家の掃除をして帰省する。のんびりした気分になり、12/29は映画など観にいく。映画が始まるまでの時間、ポケモンを捕まえながら公園を歩いているときふと友達からメールが来ていることに気が付く。本文はなく、題名だけ。しかしそれで十分である。このサイトがみられないというのだ。

前の章目次| 次の章